主にハッカ油やメンソールの原料として使われる「薄荷（ハッカ）」ですが、ネットで調べると「やばい」と言うワードが出てきて怖くなりました。
薄荷（ハッカ）は虫除けスプレーにもよく使用される植物の1つで、「やばい」「危険性」「禁忌」と言うようなワードを目にすると不安になります。
早速ですが、「薄荷（ハッカ）」ってヤバい？
実際に調べてみました↓
今ここで結論を言うと、「薄荷（ハッカ）がやばい」と言うのは事実です。
薄荷（ハッカ）には2つの意味で「危険性」があります。
まず1つ目は↓
・皮膚刺激作用がある
薄荷（ハッカ）には皮膚を刺激する成分のメントールが多く含まれています。
そのため、ハッカオイルを皮膚に直接塗布すると皮膚発疹および炎症を起こす可能性があるとのことです。最悪の場合、色素沈着（シミ）の原因になるので薄荷の精油を薄めずに原液のまま皮膚に塗布しないでください。
また、薄荷オイルを経口で大量摂取すると「頭痛」「胸焼け」「嘔吐」「下痢」「口内乾燥」「意識障害」を引き起こすリスクが指摘されています。
薄荷（ハッカ）に限らず、精油には経口毒性があるとされており、原液のまま飲用すると重篤な副作用を引き起こす可能性が指摘されています。
精油を大量に飲むことで生じる副作用↓
・頭痛
・胸焼け・嘔吐
・下痢・腹痛
・口内乾燥
・口内炎
・全身の痒みや発疹などのアレルギー反応
・めまい・立ちくらみ
・顔面紅潮・顔のほてり
・過呼吸
・耳鳴り
・意識障害
・呂律が回らない
・記憶力の低下
・食欲不振
薄荷（ハッカ）は医薬品ではないため正確に言うと副作用（※医薬品に対して使われる用語）ではないのですが、精油を飲用すると上記のようなリスクがあると言うことを知っておくべきです。
薄荷（ハッカ）の精油に含まれるメンソールの危険性について↓
「メンソールは体に悪い」と聞いたことがありませんか？
アメリカ食品医薬品局（FDA）はメンソール入りのタバコをアメリカ国内で販売禁止にする方針を発表しました。
メンソールには動物が嫌う忌避成分が含まれているので、そもそも人間（動物）が使うべきではないという意見もあります。
日本では禁止になっていませんが、今後アメリカ（FDA）の動きに同調するかも知れませんね。
メンソールを含有しているミントは世界中にありますが、そのミントの中で最もメンソールを多く含むのが薄荷（ハッカ）になります。
ハッカの産地や種類・抽出方法によっても違いはありますが、一般的には薄荷の精油には60％〜80％近くのメンソールが含有しています。
「ミント」＝「メンソール」を連想する人が多く、ミント特有のガツンと来る刺激臭は「メンソールそのもの」と言えます。
ハッカの精油には8割近くのメンソールが含有していることもあるので、私たちが想像するミントの匂いに一番近いのが薄荷（ハッカ）と言えるかもしれません。
メンソールの安全性について世界中で議論されていますが、メンソールの化学構造自体はそこまで危険ではないと言う意見もあります。メンソール製品の健康被害の多くは大量摂取が原因だとされています。
要するに、大量摂取しない限りはそこまで神経質になる必要はありません。
「過ぎたるは及ばざる如し」という言葉通り、何事もやりすぎは良くないということです。
メンソールの製品は中毒性が高いという指摘がありますが、常識の範囲内での使用であればそこまで気にする必要はないかと思います。
以下の3点にご注意ください↓
1.薄荷（ハッカ）の精油は飲用してはいけない。
2.「メンソール」を吸引すると重篤な副作用が起こる可能性がある。
3.薄荷（ハッカ）の精油を皮膚に直接塗布すると肌荒れや皮膚の炎症が起こる可能性がある。
2.「メンソール」を吸引すると重篤な副作用が起こる可能性がある。の補足ですが、薄荷＝メンソールではないのですが、ハッカの精油には大量のメンソールが含まれているので、ハッカの精油を蒸気吸引したりアロマディフューザーで焚くことはやめた方が良いでしょう。
ちなみに、「メンソール」と「メントール」は同じ意味になります。アメリカではメンソールと発音しますが、日本ではメントールと言われています。どちらも同じ意味なのでお間違えないようご留意ください。
薄荷（ハッカ）は精油・虫除けとしては人気ですが、料理に使われる食品・香辛料としては不人気です。料理に使われるミントはスペアミントが絶大な支持を集めています。
薄荷（ハッカ）はメンソール特有の刺激感が強く、個の主張が強いので料理には向かないのかもしれません。
- 質問
ゴキブリに関してですけどハッカ、メントールの効果は高いですか？
メントール結晶をお茶パックに入れたのを置いたり撒いた入りしてから小さい蜘蛛、ゴキブリ、コバエを見なくなった気がします
まだ、数日なんでたまたまだと言われるとそうなのかもと思えますが同じことをされている方で効果があったとかどれぐらいで撒き直した方がいいとかの助言をお願いします
引用元:Yahoo!知恵袋 - ベストアンサー
2ヶ月前くらいからG対策として、ハッカの結晶を初めて購入し、1〜2週間に一回のペースで家の外周りに撒いています。
(業者さんにも問い合わせたらそれくらいのペースが理想的らしいです) すると、それまでは虫の死骸等を見つけてはげんなりしてましたが、それがなくなりました！！
なので、効果はあると思いますし、リピートしています。
日本製の薄荷が良いみたいです。あと、雨が降ると溶けやすくなるので、雨が降った翌日も撒いてます。
引用元:Yahoo!知恵袋
薄荷（ハッカ）の精油は取扱いから保管までかなり手間がかかるのでアロマ初心者の方にはお勧めできません。
薄荷（ハッカ）には「メンソール」が多く含まれており、正しい知識がないと身に危険が及ぶ可能性があるため気軽に扱えるモノではないと言えます。特に、薄荷（ハッカ）オイルを飲用したり蒸気吸引するのはかなりのリスクが伴います。
あくまで、香りを楽しむ芳香目的や虫除け対策で少量だけ使用されるべきであり、薄荷（ハッカ）の効果効能を目的とした間違った使い方はやめたほうが良いでしょう。
次に2つ目は↓
・健康被害のリスク
薄荷（ハッカ）の精油は原価が高いので、安い石油由来の成分で希釈されていることがあります。
石油由来の成分で希釈されている精油をアロマディフューザーなどで毎日焚くと、希釈された石油の成分まで吸い込むことになり、長期的に観て脳への影響や危険性が指摘されています。
特に、ネブライザー式のアロマディフューザーを使用する際はご注意ください。
ネブライザー式のアロマディフューザーは、オイルを直接気化させてダイレクトに成分を拡散させます。
水を使わないので衛生面の管理には便利ですが、アロマオイルに希釈されている石油成分や化学合成成分を中和せずに直で吸引してしまうリスクがあります。
少量の使用であればそこまで深く考える必要はないと思いますが、長期的にネブライザー式のアロマディフューザーで大量に焚く場合は特段の注意が必要です。
これはあくまで、アロマオイルや精油が石油由来の成分で希釈されている場合です。
ちゃんとしたグレードのオイルであれば、石油成分は含まれておらずネブライザー式のアロマディフューザーで焚いたとしても問題はないです。
100％天然の物であれば安心できますが、「100％ピュア」「天然100％」「100％本物」と表示されているアロマオイルでも実際は安い油で希釈されているものも多くあります。
石油成分で希釈されていない本物を見極める力が必要です。心配であれば誰もが知っている超有名メーカーの商品を買うのが無難ですね。
薄荷（ハッカ）オイルを作るのに大量の薄荷（ハッカ）を必要とします。
とても高価な物なので石油由来の成分で希釈されていることも多く、石油由来の成分で希釈した後に合成香料を混ぜているケースも存在するそうです。
前提条件として、薄荷（ハッカ）の精油は高価な物なので「100％天然物は安くは買えない」ということを知っておいた方が良いでしょう。
それでは本題に入ります！
✔︎薄荷（ハッカ）は危ないの？安全性は大丈夫？効果効能や禁忌・毒性も調べてみました。実際の使い方、評判や口コミも全て詳しく解説！また、信頼できる精油メーカーについても言及します。
薄荷に日本製はある？
薄荷の「日本製」についてお話しします。
早速結論を述べますが、日本はあらゆる物を海外輸入に頼っているので、本当の意味での日本製（原材料を含めて全て日本製）は限られているよって言う話です。
国産の定義が曖昧ですが、原料が海外製でも日本でパッケージすれば日本製と名乗っても良いそうです。日本は資源が限られているので、原料の何から何まで全てmade in japanの製品を探す方が困難と言えるでしょう。
最近では魚介類の産地偽装が問題になっていますが、日本は周りを海に囲まれているのに関わらず、日本の食卓に並ぶ全ての魚が国産ではないという状況です。
日本の食用魚介類の自給率は56％です。
つまり、日本は食用魚介類の約50%を海外輸入に頼っているということになります。
四方八方を海に囲まれている日本が、およそ半分も輸入に頼っているのには驚きました。
食用の魚ですら海外輸入に頼っているわけですから、本当の意味での日本製はほぼ限られてくるかもしれません。
日本が薄荷の世界生産量を独占していたのは1930年代で、その頃はまだ食品などの必需品は輸入に頼っていない時代でした。
Japanese Mintという英語名がついている「薄荷」ですが、今ではもう日本でほとんど大規模に栽培されていません。
薄荷精油の原料はほとんど海外製で、薄荷を日本で栽培してその薄荷を利用して作る純国産の精油はごく僅かだとされています。
今現在の日本は薄荷をどれだけ栽培しているのか詳しく調べてみました。
今では薄荷は日本でほとんど大量栽培されていないので、日本がどれだけの量を栽培・生産しているのか正確な数字では不明ですが、以下の記事が見つかりました↓
現在日本最大のハッカ生産を誇っているのは北見市ではなく、同じ網走管内滝上町です。
わずか10ヘクタールだけですが、国内の9割以上の生産量を占めています。
2007年は3戸2ヘクタールでした。国内最後ともいえる商業用ハッカ栽培の主産地なのです。
引用元:北海道ファンマガジン
この記事によると、今現在日本で商業用ハッカを栽培している主な地域の1つが北海道の滝上町だそうです。
「滝上町が国内生産の9割を占めていて、生産量は10ヘクタール」
それでは日本全体の生産量を分析してみます↓
ハッカの生産量が10ヘクタールで国内生産の9割を占めていると言うことは、単純計算で約11ヘクタールぐらいが今の日本全体の生産量と言うことになります。
今現在、薄荷の世界生産量はインドがダントツで1位で、世界生産の約95％以上を独占しています。
そのインドでは約30万ヘクタールの農地で約3万トンのハッカ油を生産しています。
日本の今現在の生産量が約11ヘクタールですから、インドは日本の約3万倍の薄荷を栽培していることになります。
インドのハッカ油は約3万トン作られるわけですから、日本の生産量はインドの3万分の1として約1トンぐらいと推測できます。しかも、栽培したハッカの全てを精油（ハッカ油）にするとは限らないので、実際のハッカ油の生産量はもっと低いでしょう。
つまり、日本で薄荷を栽培して作られる純国産の精油は雀の涙ほどしか生産できていないと言うことになります。
通販でハッカ油を検索すると日本製の商品が多数出てきますが、ハッカ油の原料が日本製かどうかは書かれていません。何をもって「日本製」とするかと言う点。
日本ではもうほとんどハッカを大量生産してないので、原料から全て日本製の商品を見つけるのは大変でしょう。もしあったとしてもお値段が高すぎてお近づきになれない貴重品であることは間違い無いです。
もし、純粋な国産を求めているのであれば、自分で薄荷を栽培して自分で精油を作るのが確実と言えるでしょう。
相場より極端に安い精油は石油由来の成分や有機溶剤（エタノール等）で薄められているケースがあるので、その点もご注意ください。
薄荷（ハッカ）とペパーミントの違い
次に、薄荷（ハッカ）とペパーミントの違いについて言及します。
薄荷（ハッカ）は英名で「Japanese Peppermint」と呼ばれ、日本のペパーミントを意味します。
どちらも同じシソ科ハッカ属に属していて同じミント類なので、明確な違いはメントールの含有量と刺激の強さぐらいでしょうか。
薄荷（ハッカ）は「刺激がガツンと来るミント」、ペパーミントは「薄荷に比べるとややマイルド」のイメージです。
ミントの刺激の強さとメントールの含有量は比例します。
ミントにメントールが多く含まれているほど刺激が強くなり、反対にメントールが少なければ刺激は少なくマイルドになります。
薄荷（ハッカ）に含まれるメントールの量はミントの中で一番多く、含有量は約60％〜80％とされています。
私たちが想像するミントの香りとは薄荷（ハッカ）のことを思い浮かべる方が多いでしょう。
薄荷（ハッカ）とペパーミントの違いを表にすると↓
| 薄荷（ハッカ） | ペパーミント | |
|---|---|---|
| 学名 | Mentha arvensis | Mentha piperita |
| 科名 | シソ科ハッカ属 | シソ科ハッカ属 |
| 怖い花言葉 | 「絶望と気の迷い」 | 「この世に真実はない」 |
| 香りの特徴 | スパイシーで刺激が強い | 刺激的で強い清涼感がある |
| 光毒性 | なし | なし |
| 効能 | 安眠作用・虫除け作用 | 鎮痛作用・抗炎症作用・防虫作用 |
| 危険性 | × ※刺激が強い・引火点が低い | × ※皮膚刺激が強い |
| 主な使用用途 | 虫除け・アロマ・芳香剤 | アロマ・ガム・歯磨き粉 |
| 注意点 | あり ※精油の大量摂取に注意 | あり ※精油の偽和（偽物）に注意 |
| 価格 | 海外製は安い | 高い |
薄荷（ハッカ）について
| 名前 | 薄荷（ハッカ） |
|---|---|
| 学名 | Mentha arvensis |
| 別名 | 和種薄荷・ニホンハッカ |
| 科名 | シソ科 |
| 花言葉 | 「美徳」「心力」「貞淑」「心の迷い」「終わりはいつも無」「絶望と気の迷い」「心の弱さ」「絶望から始まる新しい生活」 |
| 原産国 | インド、中国、日本 |
| 抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
| 抽出部位 | 薄荷（ハッカ）の葉・花 |
| 希少性 | |
| 価格 | 油で希釈されている→安い 混ぜ物がない天然物→高い |
| 効能 | ・不安を和らげる ・感情を落ち着かせる ・集中力を高める ・心の迷いを正す ・消化促進作用 ・安眠作用 ・睡眠の質を高める ・虫除け作用 ・ゴキブリ避け ・コバエに対する忌避作用 ・防臭・消臭作用 ・生ゴミの臭いを抑える ・空気の清浄作用 ・空間の芳香作用 ・冷却作用 ・体感温度を下げる ・抗酸化作用 ・肌荒れの改善 ・ニキビの改善 ・抗炎症作用 ・口臭を軽減する ・自尊心を高める ・明るい気持ちになれる |
| ニキビ治療の科学的根拠 | 民間療法でよく使われるが科学的根拠は乏しい。 ※ニキビに有効だとするネットの情報があるが科学的根拠が乏しく本当に有用かどうかは判断できない。 本当にニキビに効果があるなら医薬品になっているはずなので、ニキビに悩んでいる人が望むような効果は得られないでしょう。 また、薄荷（ハッカ）の精油は皮膚刺激が強く様々なリスクを伴うのでニキビの改善を目的とした使用は控えた方が良いです。 精油を原液のまま塗布すると肌荒れや色素沈着（シミ）の原因になる可能性が高いので、もし皮膚に塗布する場合は必ず希釈（薄めて）ください。 |
| 匂いの評判 | 動物が嫌う忌避成分が含まれているので、匂いの好みが割れる傾向あり。人工的な草のような匂いがするという方もいます。 薄荷（ハッカ）の匂いは典型的な薬草の香りがします。ミント特有のキツい匂いなので受け付けない方もいるし、清涼感があって好きです、香水代わりにしてますという方もいます。 ※不快に感じる方もいるので公共の場での使用は注意が必要です。 |
| 禁忌 | ・犬や猫の飼育環境で使用注意 ・妊娠中や授乳中の使用注意 ・アレルギー体質の方は注意 ・薬との飲み合わせに注意 ・間違った使い方に注意 ・皮膚に直接付けない ・精油を目に入れない ・経口摂取しない ・長期連用しない |
| 注意事項 | ※天然物の薄荷（ハッカ）は高価なため石油由来の成分で希釈した物も流通しています。 その精油をアロマディフューザーなどでみだりに焚くと石油成分まで吸い込んでしまい、健康被害への懸念があるのでご注意ください。 |
薄荷（ハッカ）の原産地は？
薄荷（ハッカ）の主な原産国はインド、中国、日本などになっています。
薄荷の英語名は「Japanese Mint」で、その名前から分かるように日本のミントを意味します。
元々の原産地は中国だとされていますが、11世紀ごろに日本やヨーロッパに持ち込まれて以降世界中に広がりました。今では世界中で栽培されている人気の植物です。
日本の薄荷は1930年代に世界生産量の約7割を独占していましたが、今ではグローバル競争に敗れ日本で大規模な薄荷の栽培はほぼ行われていません。
今現在、薄荷（ハッカ）を大規模に栽培している主な国はインドです。
薄荷（ハッカ）の世界生産量はインドが断トツで1位で、世界生産量の約95％以上がインド産の薄荷（ハッカ）になっています。
「Japanese Mint」という名前がついていますが、今では日本でほとんど栽培されていません。
日本産薄荷（ハッカ）の生産量が激減↓
日本で薄荷を大規模に栽培されなくなった理由はいくつかありますが、「インド薄荷の台頭」「合成ハッカの出現」「日本でモノづくりをしなくなった」などが挙げられます。
最近では合成ハッカ・合成メントールを石油から作れるようになったので、わざわざ薄荷を栽培する必要がなくなったのも1つの要因だとされています。
かつて日本が薄荷を大量生産していた理由は、薄荷に多く含まれる「メントール」を取り出すためですが、近年においては人工的にメントールを合成できるので薄荷栽培の需要が激減しました。
昔は世界の和種薄荷（Japanese mint）生産量の約70％を独占していた日本ですが、最近はかなり海外勢に飲み込まれているのが現状です。これはミント生産だけでなく他の分野でも言えることですが…
「Japanese Mint」という名前がついているのに、現在の日本でほぼ大量生産されていないのは悲しいですね…
ものづくりの手を一度でも休めてしまうと前の状態（全盛期）に戻すのはほぼ不可能だということでしょう。
インド産の薄荷（ハッカ）は最も品質が良いとされ、有名ブランドの香水や高級な精油に広く使われています。インド産の薄荷（ハッカ）精油は大人気ですぐに売り切れになることもあります。
最近だと中国産の薄荷（ハッカ）精油は安くて量が多いことから、世界シェアをとてつもない勢いで伸ばしていることでも有名です。
ちなみに、精油やアロマオイルの原料となる薄荷（ハッカ）は人の手によって栽培されたものが使われています。
自然に自生している品種は虫がつきやすく品質も不安定なのでグレードの高い精油などには使われません。
薄荷（ハッカ）は日本で栽培されている？
薄荷（ハッカ）は気温さえ合えば放っておいても育つので比較的育てやすい植物です。
日本では観葉植物として栽培されることはありますが、香水や精油の作成に使われる大規模な栽培は今はほぼ行われていません。
つまり、日本で流通している薄荷（ハッカ）精油の原料はほぼ全てが海外産であるということです。
日本で流通しているアロマオイルの中には、石油由来の成分で希釈された物もあるので通販などで購入する場合は品質をよく調べましょう。現地の農家と直接契約をしている有名なメーカーの商品であれば信頼できますね。
確実に希釈されていない本物を入手したいのであれば薄荷（ハッカ）を自分で栽培するのも1つの手です。
苗からであれば安く育てることができ、完全オーガニック栽培も可能となります。
自分で収穫した薄荷（ハッカ）の葉を抽出すれば高品質の精油や香水が作れるのでオススメですが、「収穫するのに時間が掛かる」「植えるのに広いスペースが必要」「皮膚刺激があるため扱いづらい」という欠点もあります。
それが面倒であれば最初から市販の精油を買うことをおすすめします。
薄荷（ハッカ）はどんな香り？
薄荷（ハッカ）の香りは清涼感があり「まるで自然に囲まれているような匂い」とも表現されます。
人によっては刺激臭がして吐き気を感じる方もいるそうです。初めて匂いを嗅ぐと「腐った雑草」のような香りがすると表現される方もいます。
このように、薄荷（ハッカ）は万人受けするような香りではありません。
人によっては不快に感じる方もいるので公共の場での使用は控えた方が良いかもしれません。
分かりやすい匂いの表現としては「土」＋「タンポポ」＋「レモン」＋「腐った水」＋「ミント」のような感じでしょうか。
※薄荷（ハッカ）はグレードによって香りが全然違うので一概に「この匂い！」とはなりませんが、一般的に言うとこのような捉え方をされる方が多いのでは？
女性にモテる匂い？
薄荷（ハッカ）の香りは清潔感があり女性が好感を感じやすい匂いの1つだと言われています。
モテるかどうか分かりませんが、女性は好きな人のタイプに「清潔感がある人」と答える方が多いので、本当にそうだとすれば女性が好意を持つ香りに近いのかもしれません。
・男性が好む香りの系統は「奥に深みを感じる複雑な匂い」
・女性が好む香りの系統は「シンプルで清潔感ある匂い」
女性が好む香りの系統には近いのですが、男性が好む香りの系統とは少し離れています。
薄荷（ハッカ）の香りは不快？
薄荷（ハッカ）の香りは「清涼感があり、まるで森の中にいるような」匂いに近いと言われています。
その香りは異性からは好かれますが、同性からはあまり好まれない香りの系統の1つとも表現されます。
薄荷（ハッカ）は複雑な成分が絡み合っているので、人によって匂いの感じ方は様々です。
匂いが複雑がゆえに万人受けするような香りとは言えず、使用する場所や状況を的確に見極める必要があります。
薄荷（ハッカ）の香りは嫌いという意見
ネットで薄荷（ハッカ）の香りの口コミを調べていたら、「薄荷の香りが嫌いです」「ハッカ油の匂いが苦手です」「不思議な匂いがする」「香りが人工的で受け付けない」という意見も見つかりました。
薄荷（ハッカ）は賛否両論ある香りの1つですが、「昔は好きだったが急に苦手になった」という口コミもあります。
薄荷（ハッカ）の香りに興味を持っている方はそういう意見もあるということを知っておくと良いかもしれません。
ちなみに、薄荷（ハッカ）の精油は虫除けに使われることが多いです。
ただしゴキブリ避けにはあまり効果がないという指摘もありますね。
ゴキブリは虫の中では特殊な集合体やコミュニティを形成するので、以前はゴキブリ避けの作用が確認できた精油でも、匂いを学習して今は逆に匂いに寄ってきてしまうという事も実際にあるようです。その点はご注意ください！
※それでは実際の口コミをご紹介します↓
虫が嫌いなハッカ油の臭いは私にも効くので駄目。
— あおじ (@aozi_j) September 27, 2022
ハッカ油。虫にとっては臭いらしくアブが方向転換してる。
— 空飛ぶクジラ (@veVv3VT0NP8XAv5) April 4, 2023
寝起きでハッカ油とエタノールの配合間違ったので家の中が臭い。
— Code-G (@CodeG14) September 7, 2022
寝れない
お母さんも人工的な匂い苦手なんだけどハッカの香りとかはよく使ってるよ👋🏻🌿
— 花涙（はなる） (@___colo11) September 22, 2022
- 質問
ハッカ油を暑さ対策で使いたいのですが匂いが気になります(自分は気にならないが友達にハッカ臭いと思われたくない)
何か匂いを消すいい方法ありますか？
もしかしてつけてから一時間とかたつと匂い消えたりしますか？
引用元:Yahoo!知恵袋 - ベストアンサー
ハッカ油はどうしても匂いはします。
多分まわりも気づくぐらいの匂いだと思います。 どうしても使いたければ、すこし水などで薄めるしかないと思いますが。。。
量にもよりますが、あまり広範囲でなければ１時間ぐらいで匂いは気にならなくなるかもしれません。
暑さ対策ならば、ハッカ油の結晶「ハッカ脳」や「メンソールクリスタル」などは純粋に近いメンソールの結晶なのでヒンヤリ感はすごいですがほとんど香りはしません。
通販サイトなどで探してみるといいですよ。 私は夏はもっぱらこちらを使っています。
引用元:Yahoo!知恵袋
薄荷（ハッカ）の成分を分析
「以前は薄荷（ハッカ）の香りが好きだったのに急に苦手になった」という意見があるのは、薄荷（ハッカ）に含まれている成分がかなり複雑であることが原因ではないかと言われています。
それでは、薄荷（ハッカ）の成分表を見てみましょう↓
引用元:生活の木 公式サイト
薄荷（ハッカ） 成分表 成分名 含有％ テルペン系炭化水素
リモネン
β-ピネン
α–ピネン
β-ミルセン
0.94%
0.87%
0.83%
0.56%テルペン系アルコール
メントール
イソプレゴール
ネオメントール
60.80%
2.16%
1.58%脂肪族アルコール
3-オクタノール
0.64%エステル
酢酸メンチル
0.99%オキシド
1,8-シネオール
0.24%ケトン
メントン
イソメントン
ピペリトン
プレゴン
14.24%
3.36%
2.06%
0.49%
このように、薄荷（ハッカ）には複数の成分が含まれています。これらの成分が薄荷（ハッカ）の複雑な香りを形成しているのかもしれませんね。
注意点としては、これはあくまで「生活の木の薄荷（ハッカ）精油」に含まれている成分です。
他のメーカーの商品によっては含まれている成分などに違いがあるかもしれません。
精油に含まれる成分を公開していないメーカーが多い中で、生活の木では販売している全ての精油の成分表を公開しています。
混ぜ物がない100％天然の精油を日本で買うのであれば「生活の木の薄荷（ハッカ）精油」が信頼できる安全な商品と言えるでしょう。
成分の効能をチェック！
それでは、薄荷（ハッカ）の精油に含まれている成分の効能を見ていきます。
薄荷（ハッカ）全体の効能ではなく薄荷（ハッカ）に含まれている各成分の効能になります。
| 成分 | 効能 |
|---|---|
| リモネン | ・鎮静作用 ・免疫調整作用 ・自律神経調整作用 ・抗菌作用 ・抗ウイルス作用 ・生理痛やPMS、更年期障害の緩和 ・血行促進作用 ・抗炎症作用 ・抗不安作用 ・リラックス作用 ・免疫賦活作用 ・安眠作用 ・強壮作用 |
| β-ピネン | ・抗菌作用 ・防臭作用 ・抗酸化作用 ・デトックス作用 ・アンチエイジング作用 ・収斂作用 ・保湿作用 |
| α–ピネン | ・リラックス作用 ・疲労回復作用 ・血行促進作用 ・免疫賦活作用 ・皮脂抑制作用 ・抗酸化作用 ・抗菌作用 ・抗真菌作用 ・収斂作用 ・保湿作用 ・消臭作用 ・防虫作用 |
| β-ミルセン | ・鎮静作用 ・安眠作用 ・抗不安作用 ・抗炎症作用 ・虫除け作用 ・昆虫忌避作用 ・防臭作用 ・体臭抑制作用 ・抗ウイルス作用 ・抗酸化作用 ・防腐作用 ・強壮作用 ・安心作用 |
| メントール | ・抗炎症作用 ・冷感作用 ・抗真菌作用 ・防虫作用 ・昆虫忌避作用 ・自律神経調整作用 |
| イソプレゴール | ・冷却作用 ・安眠作用 ・鼻詰まりの改善 ・胃腸の調子を整える |
| ネオメントール | ・虫除け作用 ・消臭作用 ・殺菌作用 ・抗アレルギー作用 |
| 3-オクタノール | ・鎮痛作用 ・抗菌作用 ・食欲抑制作用 ・抗不安作用 ・殺菌作用 ・防臭作用 |
| 酢酸メンチル | ・鎮静作用 ・消臭作用 ・抗菌作用 |
| 1,8-シネオール | ・去痰作用 ・収斂作用 ・保湿作用 ・鎮静作用 |
| メントン | ・食欲促進作用 ・消化促進作用 ・血圧上昇作用 |
| イソメントン | ・蠕動運動促進作用 ・抗ウイルス作用 ・抗炎症作用 |
| ピペリトン | ・殺菌作用 ・抗菌作用 ・防臭作用 ・防虫作用 ・鎮静作用 ・体臭抑制作用 |
| プレゴン | ・虫除け作用 ・駆虫作用 ・ノミの忌避作用 |
薄荷（ハッカ）はやばい？/デメリットや危険性を確認！
今ここで結論を述べると、薄荷（ハッカ）は適切な使用の範囲内では比較的安全な植物と言えるでしょう。
ただし、薄荷（ハッカ）には神経毒性を持つ成分のケトン類を多く含んでいるので、その成分が体内に蓄積するとかなり危険かもしれないです。
※原産地や種類にもよるが、薄荷（ハッカ）の精油にはケトン類が約20％近くも含有しています。
神経毒性とは手足の痺れや体が冷たくなる、意識が朦朧とする、呂律が上手く回らないなどの神経に作用する毒性のことです。
常識の範囲内での使用であればあまり気にする必要はありませんが、限度を超えた大量摂取はかなり危険です。
薄荷（ハッカ）に含まれるケトン類が胎児や授乳中の子供にも影響する可能性が示唆されているので、妊娠中や授乳中の薄荷（ハッカ）の使用は控えた方が良いでしょう。これは薄荷（ハッカ）の精油だけでなくミントティーなどミント製品の全般にも同じことが言えます。
また、安い薄荷（ハッカ）の精油・アロマオイルには石油由来の成分で薄められていたり、合成香料が混ぜられていたりするケースもあります。
石油由来の成分で希釈されている精油をアロマディフューザーなどで大量に焚くと、石油の成分まで吸い込んでしまいそれが健康被害に繋がるのではないか？と不安になっている方も多いです。
それが「薄荷（ハッカ） やばい」と言われている原因ですが、薄荷（ハッカ）自体がそこまでやばいわけではありません。
ちゃんとした品質の天然100％の薄荷（ハッカ）精油であれば、こうした不安とは無縁です。
なので、薄荷（ハッカ）の精油は信頼できる有名メーカーから買った方が良いでしょう。
石油由来だから危険は危ない考え？
石油由来の成分が含まれているからそれが全部危険とはなりません。
なぜなら私たちの身の回りには石油から作られた物などでありふれているからです。
石油を原料とする有名なもの
・プラスチック
・合成繊維
・食品添加物
・農薬、化学肥料
・市販薬
・界面活性剤、洗剤
・合成香料
このように様々な物に石油由来の原料が使われています。
服には合成繊維、食品には食品添加物、化粧品や芳香剤の香りつけには合成香料が使われていて、石油から作られるこれらのモノは私たちの生活から切り離せないほど依存度が高くなっています。
なので、石油由来だから危険という理論は根本的に間違っています。
石油から作られた物は安全？
私たちの身の回りには石油から作られた製品でありふれていて「石油由来だから危険という考えは間違っている」とお話しましたが、じゃあ石油から作られた物は安全なのか？という疑問が生まれます。
結論を述べると、「石油の品質によります」
ちゃんと石油が精製されていれば有害な物質はほぼ取り除けると言われているので、そこまで気にする必要はないと言えるでしょう。（一概に安全とは言えませんが…）
その一方で、原価が安く精製のクオリティが低いモノは有害な物質も含んでいる可能性が高いと指摘されています。結局のところ品質（価格）次第ということです。
精油やアロマオイルの場合だと、極端に安い商品は安い油（石油由来）で希釈されているモノも流通していることがあるので、その点については注意した方が良いかもしれません。
薄荷（ハッカ）の毒性について
薄荷（ハッカ）には神経毒性を持つ成分のケトン類を多く含んでいます。
ですが、常識の範囲内での使用であればそこまで深刻に考えなくても良いとされています。
日本では薄荷の精油は初心者向けに勧められますが、「神経毒性があるケトン類を多く含む点」「皮膚刺激がある点」「飲用してはいけない点」「酸化が早く保管方法が難しい点」などからビギナー向けとは言いづらいです。
正しいアロマの知識がないと何らかの危険が及ぶ可能性もあるため、初心者にはお勧めできない精油だと思います。
薄荷（ハッカ）の精油を大量に経口摂取すると「頭痛」「嘔吐」「めまい」「呂律が回らないなどの神経系の症状」を引き起こす可能性が指摘されています。
経口摂取以外にも、アロマディフューザーなどで長時間に渡ってアロマを焚く場合は注意が必要です。※皮膚や粘膜を通して間接的に成分を吸収してしまうリスクがあるから。
また、薄荷（ハッカ）の精油は刺激作用がとても強いので原液のまま直接肌に塗布しないでください。最悪の場合、肌荒れや色素沈着（シミ）の原因になり得ます。
薄荷（ハッカ）の禁忌
薄荷（ハッカ）の禁忌（きんき）をご紹介します。
禁忌とは？——《禁止されていること、タブー、やってはいけない事を意味する言葉です。》
犬や猫の飼育環境で使用注意
| 薄荷（ハッカ）の禁忌 | 解説 |
|---|---|
| 犬や猫の飼育環境で使用注意 | ・薄荷（ハッカ）の精油は猫にとって非常に危険で、中毒症状を引き起こす可能性が指摘されています。 特に猫科の動物は肉食のため精油（植物の濃縮物）を上手く代謝できません。そのため中毒症状を起こしてしまうリスクが高いです。 ・犬に関しては「適切な使用方法を守れば大丈夫」という意見と「犬にも絶対に使用してはいけない」という意見に割れています。 ・ですが、使用するメリットとデメリットを天秤にかけた時にデメリットの方が上回るので「犬や猫」「その他ペット類」の飼育環境で薄荷（ハッカ）の精油を使用するのはやめた方が良いでしょう。 ※他の精油では猫が中毒症状を起こして死亡した例もあります。 |
妊娠中や授乳中の使用注意
| 薄荷（ハッカ）の禁忌 | 解説 |
|---|---|
| 妊娠中や授乳中の使用注意 | ・薄荷（ハッカ）の精油には神経毒性を持つとされる成分のケトン類を多く含んでいます。そのケトン類が胎児や授乳中の子供にも影響する可能性が指摘されています。 以上のことから、妊娠中や授乳中に薄荷（ハッカ）の精油を使用するのは控えた方が良いです。 芳香浴程度であればそこまで神経質になる必要はないと言われていますが、万が一のこともあるのでご注意ください。 もし、どうしても使用したい場合はかかりつけの医者に相談する事をお勧めします。自己判断での使用は非常に危険です。 |
高血圧やてんかん症の人は使用注意
| 薄荷（ハッカ）の禁忌 | 解説 |
|---|---|
| 高血圧やてんかん症の人は使用注意 | ・薄荷（ハッカ）の精油は高濃度で使用すると発作などの症状を引き起こす可能性が指摘されています。 高血圧やてんかん症の人は薄荷（ハッカ）の精油を使用するのは控えた方が良いです。 これまでに発作を経験したことがない人でも、てんかんのような発作を誘発する可能性もあるので、その点についてもご注意ください。 |
アレルギー体質の方は注意
| 薄荷（ハッカ）の禁忌 | 解説 |
|---|---|
| アレルギー体質の方は注意 | ・薄荷（ハッカ）はアレルギー反応が起こりやすいとされているので、生まれつきアレルギー体質の方はご注意ください。 天然植物から抽出された精油はアレルギー反応を引き起こしやすくなると言われています。 基本的に花粉症の方は薄荷（ハッカ）の精油を使用するのは控えた方が良いでしょう。 よく花粉症対策に薄荷（ハッカ）オイルが使われることがありますが、花粉症に効くという科学的根拠はありません。 |
薬との飲み合わせに注意
| 薄荷（ハッカ）の禁忌 | 解説 |
|---|---|
| 薬との飲み合わせに注意 | ・薄荷（ハッカ）は薬との飲み合わせがよくありません。薄荷（ハッカ）に複雑な成分が含まれていることが原因とされています。 「薄荷（ハッカ）を使用する際は薬を服用しない」or「薬を服用する際は薄荷（ハッカ）を使用しない」のどちらかにしましょう。 アロマディフューザーなどでアロマを焚く場合も、アロマを焚いている時は薬の服用は控えた方が良いです。 |
経口摂取に注意
| 薄荷（ハッカ）の禁忌 | 解説 |
|---|---|
| 経口摂取に注意 | ・薄荷（ハッカ）の精油を大量に経口摂取すると頭痛や嘔吐・下痢、めまいなどの症状を引き起こす可能性が指摘されています。 「精油を大量に飲むはずない！」と思われるかも知れませんが、実際のトラブルで多いのが精油の飲用事故になります。子供が間違って飲んでしまった事例も多くあります。 赤ちゃんや子供が誤飲しないためにも、薄荷（ハッカ）の精油は子供の手が届かない場所で厳重に保管してください。 |
直接皮膚に塗布しない
| 薄荷（ハッカ）の禁忌 | 解説 |
|---|---|
| 直接皮膚に塗布しない | ・薄荷（ハッカ）はとても刺激が強いので原液のまま直接肌に塗布しないでください。 薄荷（ハッカ）オイルを薄めずに直接皮膚に塗布すると炎症を引き起こし、最悪の場合は色素沈着（シミ）になるリスクがあります。 万が一、薄荷（ハッカ）オイルを原液のまま直接皮膚に塗布してしまった場合はすぐに流水で洗い流してください！何も処置せずにそのまま放置するのは危険です。 |
その他の注意事項
| 薄荷（ハッカ）の禁忌 | 解説 |
|---|---|
| その他の注意事項 | ・天然物の薄荷（ハッカ）は高価なため石油由来の成分で希釈した物も流通しています。 その精油をアロマディフューザーなどでみだりに焚くと石油成分まで吸い込んでしまい、脳への影響・健康被害への懸念があるのでご注意してください。 |
薄荷（ハッカ）の効果・効能まとめ
これまで薄荷（ハッカ）の禁忌（デメリット）を見てきましたが、果たして薄荷（ハッカ）にはデメリットを超える効果や効能（メリット）があるのでしょうか？
薄荷（ハッカ）の精油の使用にはリスクが伴うため、リスクを凌駕する効果が得られないと対価に見合いません。
それでは薄荷（ハッカ）の効果効能を見ていきます↓
薄荷（ハッカ）の効果効能【女性の場合】
| 薄荷（ハッカ）の効果効能【女性の場合】 | 解説 |
|---|---|
| 不安を和らげる | ・薄荷（ハッカ）には緊張をほぐす成分が含まれていて、精神的な不安や緊張を和らげるリラックス作用が期待できるとされています。 生理前のイライラ、生理後の不安な気持ちなどを緩和するのに役立ちます。 今の現代社会は様々なことが便利になった反面、重度のストレスや理不尽な思いをすることも多々あります。 不安やストレスの問題は結局のところ気持ちの問題だと思いますが、薄荷（ハッカ）の匂いを嗅ぐと安心できるという方も一定数いらっしゃるので、不安で押し潰されそうな思いをしている方は、薄荷（ハッカ）の匂いを嗅いでみるのはどうでしょうか？ |
安眠作用
| 薄荷（ハッカ）の効果効能【女性の場合】 | 解説 |
|---|---|
| 安眠作用 | ・薄荷（ハッカ）には冷却作用・抗不安作用が期待でき、体のほてりをクールダウンさせて気持ちを落ち着かせることで、「寝つきが良くなるのでは？」と言われています。 民間療法でよく使われていますが、科学的根拠が曖昧なので本当に有効なのかは分かっていません。 もし本当に睡眠に役立つのであれば医薬品になっているはずなので、過度な期待は禁物だと言えるかもしれません。 |
自尊心を高める
| 薄荷（ハッカ）の効果効能【女性の場合】 | 解説 |
|---|---|
| 自尊心を高める | ・薄荷（ハッカ）の香りは気分を落ち着かせると同時に気持ちをポジティブにする作用もあるとされています。 気分を落ち着かせた後に徐々に気分を高めてくれるので、自尊心が心地よい状態で保たれやすいです。 「病は気から」という言葉があるように結局は気持ち次第だとは思いますが、自己肯定感が極端に低い方は一度試してみるのはどうでしょうか？ |
生理痛やPMS、更年期障害の緩和
| 薄荷（ハッカ）の効果効能【女性の場合】 | 解説 |
|---|---|
| 生理痛やPMS、更年期障害の緩和 | ・薄荷（ハッカ）は抗炎症作用や鎮痛作用があるとされるので、生理痛やPMS、更年期障害を緩和するのに役立つのでは？と言われています。 ですが、科学的根拠は乏しく本当にそのような働きをするのかは分かっていません。 本当に効果があるのであれば医薬品になっているはずなので、生理痛やPMSの痛みを軽減する作用はあまり期待しない方がいいでしょう。 しかし、薄荷（ハッカ）は気持ちを元気にしてくれるリフレッシュ作用があるので、生理痛やPMS・更年期障害の際のナイーブな気持ちを前向きにしてくれる事自体は割と期待できるかもしれませんね。 |
虫除け作用
| 薄荷（ハッカ）の効果効能【女性と男性共通】 | 解説 |
|---|---|
| 虫除け作用 | ・薄荷（ハッカ）には虫除け作用がある成分を多く含んでいるため、虫除け対策に役立つとされています。 一般的には蚊除けに使用される場合が多いのですが、ゴキブリ避けには効果がないという指摘もあります。 ゴキブリは虫の中では特殊な集合体やコミュニティを形成するので、以前はゴキブリ避けの作用が確認できた精油でも、匂いを学習して今は逆に匂いに寄ってきてしまうという事も実際にあるようです。 殺虫剤を使いたくない方は薄荷（ハッカ）オイルで虫除け対策をするのも1つの手だと思いますが、一部の虫には対応していないのでその点はご留意ください。 つまり、虫除け作用があると言っても全ての虫に効果があるのではなく、逆に匂いを好む虫もいるということです。 ハッカの匂いを嫌うゴキブリにも個体差があるので何とも言えませんが、全てのゴキブリが薄荷の匂いを嫌がるわけではないそうです。 確実にゴキブリ対策をしたいのなら、精油ではなく殺虫剤を使わなければ根本的な解決は難しいでしょう。 なぜなら、薄荷（ハッカ）精油は虫除け作用は期待できますが殺虫作用は有していません。もし家の中でゴキブリが繁殖している場合だと、精油で虫除けをしても匂いを嫌って家の中（別の場所）を移動するだけなので根本的な解決になっていないからです。 |
肌荒れの改善
| 薄荷（ハッカ）の効果効能【女性の場合】 | 解説 |
|---|---|
| 肌荒れの改善 | ・薄荷（ハッカ）には抗炎症作用や収斂作用の成分が含まれており、ホルモンバランスの乱れが原因の肌荒れに役立つとされています。 また、薄荷（ハッカ）には体感温度を下げる冷却作用があるので、顔の火照りや赤ら顔を改善するのに良いのではないかと言われています。 ストレスや夜更かしなどの影響で肌荒れがひどい時に、一旦悪循環をリセットしたい場合は役立つかもしれません。 |
薄荷（ハッカ）の効果効能【男性の場合】
次に男性の場合の効果効能を見ていきます↓
| 薄荷（ハッカ）の効果効能【男性の場合】 | 解説 |
|---|---|
| 暗い気分をリセットさせる | ・薄荷（ハッカ）には気分を上げる作用があるとされ、暗い気持ちやネガティブ思考を改善してくれるかもしれません。 男性の場合は生理がないのでホルモンの変動による心理変化は少ないとされています。 ですが、季節の変わり目などはネガティブ思考やマイナスな気持ちになる人が多いとも言われています。 季節の変わり目の不安定な暗い気分をリセットするのに役立つかもしれません。 |
集中力を高める
| 薄荷（ハッカ）の効果効能【男性の場合】 | 解説 |
|---|---|
| 集中力を高める | ・薄荷（ハッカ）の香りは集中力を高める作用が期待できると一部で言われています。 海外では、学生が勉強するときやテスト前に薄荷（ハッカ）の匂いを嗅いで試験に挑むこともよくあるそうです。 ただし、薄荷（ハッカ）には記憶力を高めたり、学習能力を向上させるという科学的根拠はありません。 あくまで願掛けとして使われているということをご理解ください。 ※薄荷（ハッカ）の精油は医薬品ではないので、集中力や記憶力の改善を目的とした使用はやめた方が良いでしょう。 |
ニキビの改善
| 薄荷（ハッカ）の効果効能【男性の場合】 | 解説 |
|---|---|
| ニキビの改善 | ・薄荷（ハッカ）は強い殺菌作用があるので、ニキビの原因となるアクネ菌の異常繁殖を抑制してくれるのではないかと言われています。 また、薄荷（ハッカ）には抗炎症作用も期待できるとされ、すでに炎症を起こしているニキビの改善にも役立つかもしれないです。 過度なオイリー肌はニキビができやすく、一度ニキビができると治りづらいです。そういう悪循環を断ち切るのに役立つかもしれません。 ※ただし、ニキビ治療への科学的根拠は乏しくニキビに対する効果はあまり期待できないでしょう。あくまで、ニキビを改善する作用があるかもしれないということです。 なので、ニキビ治療を目的とした使用はお勧めしません。※薄荷の精油は皮膚刺激が強い点にもご注意ください。肌に使う場合は必ず希釈が必要になります。 |
薄荷（ハッカ）の効果に対する総評
これまで薄荷（ハッカ）の効果を詳しく見てきましたが、「薄荷（ハッカ）の効果に対する科学的根拠が曖昧」だということにお気づきでしょうか？
あくまで、「不安を和らげるらしい」「肌荒れの改善に役立つらしい」「集中力を高めるらしい」というように確実な根拠は見つかっていません。
薄荷（ハッカ）の精油にはデメリットも多く見られ、メリットとデメリットを天秤にかけた時ときにデメリットの方が上回る可能性もあります。
結論を言うと、薄荷（ハッカ）は単純に香りを楽しむ目的でのみ使用することが望ましく、薄荷（ハッカ）の効果効能を期待して使用するのはお勧めできません。
あくまで、効果効能はおまけ程度に考えるべきであり、最初から薄荷（ハッカ）の効果効能を目的とした「推奨量を大幅に超える使用（アロマを長時間焚き続ける）」はデメリットの方が多くなるかもしれないのでご注意ください。
とは言え、薄荷（ハッカ）は民間療法で長きに渡って使用されてきた信頼できる植物ではあるので、科学的根拠は不確かですが肌トラブルやメンタル面で何らかの解決策を導いてくれるかもしれません。
「1.推奨量を必ず守ること」「2.混ぜ物のない天然100％の精油を使うこと」「3.間違った使い方をしないこと」この3点の遵守を心がけてください。
信頼できる精油メーカーはどこ？
結局、信頼できる精油メーカーはどこなのか調べてみました。
100％天然由来の薄荷（ハッカ）は高価な物なので相場より遥かに安い精油やアロマオイルなどは、石油由来の成分で希釈されていたり、合成香料（石油由来）が混ぜられているケースもあります。
「石油由来の成分が含まれているから体に悪い」と結論を急ぐのは良くありませんが、毎日使用するのであれば「100％天然由来の精油」が安心できるかもしれません。
精神的に安心したいのであれば有名メーカーの精油を買うのが無難ですね。
それでは、信頼できる精油メーカーを3社ご紹介します↓《全て100％天然由来の精油となります。》
生活の木
| 名前 | 生活の木 |
|---|---|
| 信頼度 | |
| 国 | 日本 |
| 会社名 | 株式会社生活の木 |
| 創業 | 1955年9月1日 |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区神宮前 |
| 事業内容 | ハーブやアロマセラピー関連 |
| 説明 | ・日本を代表する老舗の精油メーカー。 世界各地にある提携農園から厳選した精油を調達しています。全国に約100店舗の直営店があり、日本での認知度は絶大です。 アロマ初心者でどこのメーカーの精油を買ったらいいのか悩んでいる方にお勧めします。 |
ニールズヤード
| 名前 | ニールズヤード |
|---|---|
| 信頼度 | |
| 国 | イギリス |
| 会社名 | Neal’s Yard Remedies |
| 設立 | 1981年 |
| 本社所在地 | イギリス ドーセット州ギリンガム |
| 事業内容 | 化粧品、スキンケア、エッセンシャルオイルの販売 |
| 説明 | ・イギリスを代表する精油メーカー。 オーガニック精油の種類が豊富で「植物そのままの香り」に定評があります。 アロマ中級者でオーガニックの精油に興味を持ち始めた方にお勧めします。 |
プラナロム
| 名前 | プラナロム |
|---|---|
| 信頼度 | |
| 国 | ベルギー |
| 会社名 | Pranarom International S.A. |
| 設立 | 1986年 |
| 本社所在地 | ベルギー |
| 事業内容 | 化粧品、精油の販売 |
| 説明 | ・ベルギーを代表する精油メーカー。生活の木やニールズヤードと比べると価格が高いが、アロマ愛好家から絶大な支持を集める精油ブランドです。 ワンランク上の「上品な香り」に定評があります。 アロマ上級者で高級な香りに興味を持ち始めた方にお勧めします。 |
どのメーカーを選べばいいの？
信頼できる精油のメーカーとして「生活の木」「ニールズヤード」「プラナロム」の3つをご紹介してきましたが、この3つのメーカーからどれを選べばいいのでしょうか？
早速結論を申しますと、この3つの中ならどれでも良いという結論に至りました。
「生活の木」「ニールズヤード」「プラナロム」はそれぞれ国を代表する一流メーカーですので、精油の品質が良いのは当たり前のことです。あとは値段や香りの好み次第ということになります。
日本では「生活の木→ビギナー向け」「ニールズヤード→中級者向け」「プラナロム→上級者向け」にお勧めされることが多いようです。
今まで安いアロマオイルしか嗅いだことがない方は、まずは生活の木の精油で匂いの嗅覚を磨いてみるのはどうでしょうか。
薄荷（ハッカ）の基本的な使い方
それでは薄荷（ハッカ）の精油の基本的な使い方をご紹介します↓
ニキビ対策化粧水
薄荷（ハッカ）の精油は刺激作用が強く直接肌に塗布することはやめた方がいいです。
そこで、直接肌に塗布できるニキビ対策化粧水を考案しました。
ニキビ対策化粧水のレシピ
・市販の化粧水→100ml（できれば医薬成分が入っていないシンプルな物）
・薄荷（ハッカ）の精油→10滴
たったこれだけの材料です。化粧水に精油を10滴入れてよく混ぜて完成です。
使用前によく振って通常の化粧水と同じように使用します。顔に使う場合は目に入らないように注意してください！薄荷（ハッカ）の精油は刺激作用が強いので目に入ると危険です。
安心感あるハンドソープ
薄荷（ハッカ）の抗不安作用を期待した、安心感あるハンドソープのレシピをご紹介します。ただ混ぜるだけなので簡単です。
「石鹸で手を洗った後に自分の手の匂いを嗅ぐと精神的に安心感や幸福感が感じられる」と聞いたのでこのレシピを考案しました。
安心感あるハンドソープ
・市販のハンドソープ→100ml（泡タイプのハンドソープでも可、肌が弱い方はボディソープで代用しても大丈夫です。）
・薄荷（ハッカ）の精油→50滴
たったこれだけの材料です。ハンドソープに精油を50滴入れてよく混ぜて完成です。
あとは通常どおりハンドソープを使って手を洗います→そして手を軽く拭いて手の匂いを嗅ぎます→安心感
ハンドソープは洗い流すことが前提になっているので精油の量も多くなっています。お好みで精油の量を増減してもいいかもしれません。
自己肯定感が低い人に【鏡オイル】
自己肯定感が低い人の特徴に「自分の姿を鏡で直視できない」「髪型が気になって仕方がない」という行動心理もみられるそうです。
そこで、自己肯定感の改善に役立つかもしれない鏡オイルをご紹介します。
鏡オイル
・鏡（手持ち鏡・置き鏡のどちらでも大丈夫です。）
・ハンカチ→1枚
・薄荷（ハッカ）の精油→5滴
ハンカチに精油を5滴垂らして5分間そのまま放置します→5分経ったらそのハンカチで鏡を満遍なく拭きます→10分間ぐらい無心になって鏡を拭いていると→気持ちに変化があるかも
※鏡を拭いている時は自分の顔や髪を直視せずに自分の手先だけをみるようにします。
「病は気から」という言葉があるように結局は気持ち次第だとは思うので、無意味に思えるこの「鏡オイル」でも何らかの気持ちの変化が起こるかもしれません。
自己肯定感が極端に低い人は一度試してみるのはどうでしょうか？
薄荷（ハッカ）の口コミ・評判/実際に使ってみた感想は？
薄荷（ハッカ）の口コミ・評判は以下↓のようになっています。
ハッカ油、忌避剤を作るのにオススメですよ！
— はせた 🐣ポンコツ登録販売者 🌸🌻 (@inko_haseta) August 9, 2021
水を入れたスプレーボトルに数滴垂らして、床にシュッシュッして拭き掃除してます。😊 すぐに匂いが飛んでしまうけど、嫌いでなければ部屋中ハッカの香りがして爽やかです☺️ だけど、これを使って掃除する時は鳥さんとかは別の部屋で待機した方がいいです pic.twitter.com/7KI0UfmbZ3
気がついたらアロマディフューザーの精油も薄荷油しかないというくらいには薄荷が好きです…🌿 pic.twitter.com/VvKY9U3Cc7
— あけちどり🍓💊🍶🐙🐬🦈 (@Chi10ri_2549) September 2, 2020
アロマディフューザーに昔買った北見の薄荷油突っ込んだらいい感じ
— 西脇恭介 (@yh414303) March 28, 2020
ホンマ暑い ‼️熱い‼️
— かおる (@kaoru_bellevie) May 22, 2016
体感温度を下げる精油
北見薄荷 の出番 です💗
ペパーミントやスペアミントに比べて作用も穏やかで安心な香り(^з^)-☆
お風呂に２〜３滴で湯上りの不快なダラダラ汗がさっぱりするから好き💗 pic.twitter.com/w5CMXCMvSs
自分用に北見ハッカのバスソルト。
— Sil@しょぼふぇに (@Sil_bosyaki) March 30, 2023
運動後の心身クールダウンで寝つき良くなることを期待。
ハッカ油はこれから山に行く事が増えるので虫除けに。 pic.twitter.com/KwY6ugPNRR
ZIPで紹介された、夏の涼しい寝付き方、ハッカ油を買って、スプレーヘッドを無印で空ボトルのヘッドを付け替えました。体感温度が涼しいです。 pic.twitter.com/PUJbCU8nRb
— みんと (@amazisuto) July 12, 2021
ハッカ油を無印良品で売ってる
— ジャン=クロード・タカシ (@jctakashi) August 20, 2022
ペン型スプレーに入れておいて
マスクとかに吹き付けると
清涼感がアップしてよき
( *¯ ꒳¯*) pic.twitter.com/CLLK3Pl1pN
今年も「無印良品の素焼きストーン」と「ハッカ油」で虫よけ対策します。
— ゆき (@R26oot) April 6, 2023
部屋のイヤな臭い消し効果もあって一石二鳥です✨👍#無印良品 #ライフハック #虫除け pic.twitter.com/iinTzUIS6p
この前買った無印のアロマストーンなるものでハッカ油を試してみた…いけるかな…無印のオイル買った方がよかったかな…
— 三好祐✦認知症漫画発売中 (@PlusTasuku) October 2, 2019
ハッカだとGにも効くからハッカをやってみたかったんや… pic.twitter.com/KKtA2eZKaS
消毒液はハッカ油で作っていますが、もうひとつミニボトルが空いたのでキャラウェイで作りました。虫が嫌いな匂いらしいので、足元とかサドルバッグにも使うつもりで。 pic.twitter.com/jVjbh97FTi
— 小鳥 (@h_kotori) June 4, 2022
我が家のＧ出没スポット、階段に薄荷油で作った手作りアロマディフューザーを置いて数週間……ヤツが出た！
— 秋桜（akio） (@akisakura4) June 21, 2016
何が駄目だったんだろう…薄荷油の量か？
もっと多めにするか…
せっかくお風呂入ったのにヤツのせいで汗が吹き出た(T_T)
ハッカ油と無印の素焼きストーンで虫よけの結界を作りました。効果あるといいな☺️ pic.twitter.com/Jv1oO6uOU5
— ユキ＠生きてるだけでOK (@kaban_neko) July 2, 2022
谷根川に自生するニホンハッカ。戦後日本のあちこちで栽培されたらしいです。清流で育つ薄荷です。 pic.twitter.com/LjJeZ7lb2Y
— gallery tanne (@GalleryTanne) May 25, 2022
家で栽培中の日本薄荷を摘んで、アイスティー。いい香り。 pic.twitter.com/RXL4mrNbAd
— マドカ (@urdyen) July 11, 2015
芳香剤は人工香料なので使わないようにしているのですが、エッセンシャルオイルは高い💧
— なお@身体と地球と健康ライフ🍀 (@nao_holistic) February 7, 2021
マスクにシュッてするの、ペパーミントオイルの代わりにハッカ油を使ってるんだ~なんて話を聞きピン💡
🚽はこれで決まり😆
アロマストーンは無印のです♪ pic.twitter.com/qAc5K118FG
ジメジメしだしたこの季節
— ジャン=クロード・タカシ (@jctakashi) May 21, 2022
天然ハッカ油を数滴垂らした水を
無印良品のペン型スプレーに入れ
マスクに吹き掛けると清涼感が
ハンパないので超お勧めなのです
胸ポケットに収まります
(*´∀`) pic.twitter.com/35Sj0dXsWF
ハッカ油と無印のブレンドオイル「おやすみ」の二種類をブレンドしてアロマディフューザーで拡散して寝ると、お鼻がスースーしていい感じ♪
— superfantastic (@MS_carry_on) March 21, 2019
さらに睡魔も凄い勢いでくる。
おやすみなさい〜😴 pic.twitter.com/NE6QSbtpgl
キャンプ中のアリ対策、先日見つけた無印アロマ石とハッカ油の組み合わせ使ってみた！
— みんず (@minz1253) August 7, 2022
全く来ないとは言わないけど、だいぶ効果あったみたい。欠点はハッカ油の匂いがごはんに混じること_(:3｣∠)_ pic.twitter.com/P1GXEeOSzu
市販の虫除けスプレー使えない妻用に、ハッカ油で虫除け作ったよー！
— やすし (@m_murayasu) June 27, 2020
効果あるか、後で藪蚊の中に突入してみます👍️ pic.twitter.com/tf6S3ZZNwv
さいごに
薄荷（ハッカ）の香りがヤバいらしいという噂を耳にしたので詳しく調べてみました。
今ここで結論を述べると、薄荷（ハッカ）自体は全然ヤバい物ではありません。
薄荷（ハッカ）の成分にはあまり危険な物質は含まれておらず比較的安全な植物として知られています。
※天然物の薄荷（ハッカ）は高価なため石油由来の成分で希釈した物も存在します。
その精油やアロマオイルをアロマディフューザーなどでみだりに焚くと石油成分まで吸い込んでしまい、健康被害への懸念があるのでその点についてはご注意ください。
このことから、精油を買うときは信頼できる有名メーカーの商品（混ぜ物のない天然100％）を選んだ方が安心できるかもしれませんね。
また、薄荷（ハッカ）の効果効能については科学的根拠が乏しく賛否両論の意見があります。
そこで「科学的根拠が全てなのか？」と皆さんに問いたいです。
✔︎有名なことわざに「押してダメなら引いてみろ」という言葉があります。
化学的に作られた物を《押す》と表現するなら、民間療法で長きに渡って使われてきた薄荷（ハッカ）は《引く》とも表現できます。
つまり、化学薬品でだめなら原点に立ち戻って「天然の薄荷（ハッカ）」に頼ってみるのはどうですか？
科学的根拠がどうだとかよく言われますが、科学的に立証されることが全てではないと思います。一度原点に戻ってみると科学では気付けない意外な結果に辿り着くかもしれませんね。
ではでは！
