【やばい?】ジュニパーはどんな香り?花言葉が怖い?ジュニパーベリーの注意点は?精油の効果効能や危険性・禁忌も全部調べてみた。

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主に香水や精油の原料として使われるジュニパーですが、ネットで調べると「やばい」と言うワードが出てきて怖くなりました。

ジュニパーは有名な香水にもよく使用される成分の1つで、「やばい」「危険性」「禁忌」と言うようなワードを目にすると不安になります。

管理人ちゃん
管理人ちゃん

早速ですが、ジュニパーってヤバい?

実際に調べてみました↓

ジュニパーはヤバい?

今ここで結論を言うと、「ジュニパーがやばい」と言うのは事実です。

ジュニパーには2つの意味で「危険性」があります。

まず1つ目は↓

・経口毒性に注意

ジュニパーの精油には経口毒性があるとされており、原液のまま飲用すると重篤な副作用を引き起こす可能性が指摘されています。

ジュニパーの精油を大量に飲むことで生じる副作用↓

・頭痛

・吐き気・嘔吐

・腹痛・下痢

・全身の痒みや発疹などのアレルギー反応

・めまい・立ちくらみ

・顔面紅潮・顔のほてり

・過呼吸

・耳鳴り

・意識障害

・呂律が回らない

・食欲不振

・記憶力の低下

ジュニパーは医薬品ではないため正確に言うと副作用(※医薬品に対して使われる用語です。)ではないのですが、ジュニパーの精油を飲用すると上記のようなリスクがあると言うことを知っておくべきです。

「ジュニパーの精油を飲むはずなんてない!」と思うかもしれませんが、ジュニパーはハーブの一種なので、ハーブティーの感覚で精油を飲んでしまう人もいるそうです。

ジュニパーに限らず精油(植物の濃縮物)は絶対に飲用しないでください。

当たり前のことですが、ジュニパーが含まれている香水も飲用してはいけません。

ジュニパーの精油に関するトラブルで多いのが「直接皮膚に塗布して炎症」「間違って飲用して嘔吐や腹痛」「アロマディフューザーで長時間焚き続けて目が充血」などです。

どんなに優れた薬にも副作用があるように、精油やアロマテラピーにもリスクが伴うことを知っておくべきでしょう。

ジュニパーの効果について科学的根拠が曖昧なので、副作用(リスク)と効果(効能)を天秤にかけた時にリスクの方が上回る可能性はありますね。

ジュニパーは医薬品ではないので、効果や効能を期待して使用するべきではないということです、その点をご理解ください。

なぜ、ジュニパーの精油は飲んではいけないのでしょうか?

精油を飲んではいけない理由は諸説ありますが、一般的な例としては↓

「1.精油の抽出に使われる原料は食用できないモノや品質が良くない物、一般市場では出回らない物が使用されている場合があるから

「2.ほとんどの精油やアロマオイルは雑貨として販売されているため、食品には使われない石油系の溶剤で偽和されている可能性があるから

「3.食用には適さない強い農薬や防腐剤が使われている場合があるから」

次に、ジュニパーの効能ってどんなのがある?調べてみました↓

・不安を和らげる

・暗い気持ちを前向きにする

・自尊心を高める

・メンタルを強くする

・気持ちに余裕ができる

・悲観的な考えをポジティブに

・自律神経を整える

・精神的な緊張をほぐす

・あがり症の改善

・心の動揺を軽減

・注意力の向上

・物事を客観的に捉える

・体内時計の乱れを整える

・睡眠の質を改善する

・寝つきを良くする

・寝れない時の脳の興奮状態をクールダウンさせる

・ストレスを緩和する

・胃腸の調子を整える

・便秘を改善する

・下痢を抑える

・おならの回数を減らす

・おならの臭いを抑える

・腹痛を緩和する

・頭痛を緩和する

・疲労を回復する

・気持ちにゆとりができる

・免疫力を高める

・体内の老廃物を排出する

・デトックス作用

・口臭を抑制する

・体臭を軽減する

・顔のむくみを改善する

・血行促進作用

・新陳代謝を活性化する

・リラックス作用

・集中力を高める

・肌荒れの改善

・乾燥肌の改善

・過剰な皮脂の分泌を抑える

・肌に弾力を与える

・肌の水分保持量を増やす

・肌のアンチエイジング作用

このような効能が期待できるなら最高じゃん!と思うかもしれませんが、大規模な研究によって作用機序が明確に解明されていないことから医学的根拠は曖昧だと言われています。

ジュニパーの精油は大昔から人々が愛用している王道のモノなのに安全性や効果についてよく分かっていません。

なのに、ジュニパー精油の効能を期待して直接皮膚に塗布したり飲んだりする人がいるというのは驚きですよね…

ジュニパーの精油に関する論文や研究結果が少ない理由は「立証しても意味がない」事が挙げられます。ジュニパーは古くから慣れ親しんだ植物なので今更効果や安全性を研究しても新事実が発見できないからだと言われています。

ジュニパー精油の効果や安全性について不確かなことが多いですが、これだけは確かに言えます↓

ジュニパーの精油を絶対に飲用しないでください。

ジュニパーの精油の匂いを実際に嗅いでみると分かりますが、飲んだらヤバそうな刺激臭がするので、大人がそれを飲もうと普通は思いませんが、子供の場合は興味本位で誤飲してしまう可能性があります。

もしジュニパーの精油が家にある場合、子供の手が届かない場所で厳重に保管してください。

「ジュニパーの精油は腎臓の弱い方は使用しない方が良い?」

ジュニパーについて
ジュニパーの1ヶ月以上の連続使用は何故良くないのでしょうか?
  • 質問

    アロマ精油に詳しい方

    ジュニパーの1ヶ月以上の連続使用は何故良くないのでしょうか? 具体的に知りたいので宜しくお願いします

    引用元:Yahoo!知恵袋
  • ベストアンサー

    ジュニパーベリーは、利尿作用や浄血作用が極めて、高いです。腎臓の老廃物や関節にたまった尿酸を排出を促す作用があるので、リウマチや関節炎、痛風に効果があります。むくみの改善もでき、循環器系によい働きがあります。

    ただし、長期使用は、返って腎臓に刺激を与えすぎてしまいます。ですので、連続使用は使用できません。
    特に腎臓に疾患がある人には使用はNGです。

    ご参考までに。

    引用元:Yahoo!知恵袋
  • 質問者からのお礼コメント

    ありがとうございます

    引用元:Yahoo!知恵袋

ジュニパーはハーブの中でも利尿作用・デトックス作用が強いと言われているので、腎臓に持病がある方・腎臓が弱い方はジュニパー(食用)を使用するのは控えた方が良いでしょう。

最近はジュニパーはダイエット目的でサプリや飲料などで注目を集めていますが、本当にダイエットに役立つのかは不明です。本来の用途とはかけ離れているので、そういう目的(ダイエット・美容)での使用はやめた方がいいですね。

ジュニパーを長期で食用や飲用すると腎臓に負担がかかるのですが、これは食用のジュニパーだけでなく精油のジュニパーにも注意が必要です。例えばジュニパーの精油を使ってアロマディフューザーでミスト・蒸気を焚くと、成分が空気を浮遊して間接的に経皮吸収される可能性があるからです。

よって、腎臓の弱い方は食用のジュニパーだけでなく精油にも注意が必要です。

※1.ここで言うジュニパーとは「ジュニパーベリー」のことを指します。

※2.精油はそもそも飲んではいけないので、ジュニパー精油の飲用についてはここでは触れていません。精油の飲用は危険ですので絶対に飲まないでください

ジュニパーはハーブの一種ですが、ジュニパーに限らずハーブ全般は大量摂取したり、濃縮物を皮膚に塗布するのはよくないとされています。

また、ジュニパーには肝毒性のリスクも潜んでいるため、肝臓の弱い方は特に注意してください。ハーブというと体に良さそうなイメージを持たれる方も多いですが、実は「諸刃の剣」であることを知っておくと良いでしょう。

適切な量であれば害になる可能性は低いが、使い方を間違えると「危険性(リスク)」が伴います。

初心者には適切な量がどれくらいなのか判断できないケースがあるので、もしジュニパーの使用量や使い方に不安があるのであれば、アロマセラピストやメディカルハーブのお医者さんに相談してください。

ジュニパーは取扱いから保管までかなり手間がかかるのでアロマ初心者の方にはお勧めできません。

正しい知識がないと身に危険が及ぶ可能性があるため気軽に扱えるモノではないと言えます。

あくまで、香りを楽しむ芳香目的で少量だけ使用されるべきであり、最初からジュニパーの効果効能を目的とした間違った使い方(飲用や直接塗布など)はやめたほうが良いでしょう。

次に2つ目は↓

・健康被害のリスク

ジュニパーは原価が高いので、石油由来の成分(合成成分)で希釈されていることがあります。

石油由来の成分で希釈されている精油をアロマディフューザーなどで毎日焚くと、希釈された石油の成分まで吸い込むことになり、長期的に観て脳への影響や危険性が指摘されています。

特に、ネブライザー式のアロマディフューザーを使用する際はご注意ください。

ネブライザー式のアロマディフューザーは、オイルを直接気化させてダイレクトに成分を拡散させます。

水を使わないので衛生面の管理には便利ですが、アロマオイルに希釈されている石油成分や化学合成成分を中和せずに直で吸引してしまうリスクがあります。

少量の使用であればそこまで深く考える必要はないと思いますが、長期的にネブライザー式のアロマディフューザーで大量に焚く場合は特段の注意が必要です。

管理人ちゃん
管理人ちゃん

これはあくまで、アロマオイルや精油が石油由来の成分で希釈されている場合です。

ちゃんとしたグレードのオイルであれば、石油成分は含まれておらずネブライザー式のアロマディフューザーで焚いたとしても問題はないです。

100%天然の物であれば安心できますが、「100%ピュア」「天然100%」「100%本物」と表示されているアロマオイルでも実際は石油由来の成分などで希釈されているものも多くあります。

石油成分で希釈されていない本物を見極める力が必要ですが、心配であれば誰もが知っている超有名メーカーの商品を買うのが無難ですね。

※ジュニパーの精油は高価なモノなので石油由来の成分で希釈されていることも多く、石油由来の成分で希釈した後に合成香料を混ぜているケースも存在するそうです。

前提条件として、ジュニパーの精油は高価な物なので「混ぜ物なしの天然物は安くは買えない」ということを知っておいた方が良いでしょう。

それでは本題に入ります!

✔︎ジュニパーは危ないの?安全性は大丈夫?効果効能や禁忌・毒性も調べてみました。実際の使い方、評判や口コミも全て詳しく解説!また、信頼できる精油メーカーについても言及します。

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  1. ジュニパーの精油の引火点に注意
  2. 精油の偽和(偽物)について
  3. ジュニパーについて
    1. ジュニパーの原産地は?
      1. ジュニパーは日本で栽培されている?
  4. ジュニパーはどんな香り?
    1. 男性にモテる匂い?
      1. フェロモンの香りに近い?
  5. ジュニパーの香りは不快?
    1. ジュニパーの香りは嫌いという意見
  6. ジュニパーの成分を分析
    1. 成分の効能をチェック!
  7. ジュニパーはやばい?/デメリットや危険性を確認!
    1. 石油由来だから危険は危ない考え?
    2. 石油から作られた物は安全?
      1. ジュニパーの毒性について
  8. ジュニパーの禁忌
    1. 犬や猫の飼育環境で使用注意
    2. 妊娠中や授乳中の使用注意
    3. アレルギー体質の方は注意
    4. 経口摂取に注意
    5. 薬との飲み合わせに注意
    6. その他の注意事項
  9. ジュニパーの効果・効能まとめ
    1. ジュニパーの効果効能【女性の場合】
      1. 自尊心を高める
      2. 生理痛やPMS、更年期障害の緩和
      3. 乾燥肌の改善・アンチエイジング作用
      4. 虫除け作用(G非対応)
    2. ジュニパーの効果効能【男性の場合】
      1. ニキビの改善
      2. 集中力を高める
      3. 皮脂抑制作用
  10. ジュニパーの効果に対する総評
  11. 信頼できる精油メーカーはどこ?
    1. 生活の木
    2. ニールズヤード
    3. プラナロム
      1. どのメーカーを選べばいいの?
  12. ジュニパーの基本的な使い方
    1. ニキビ対策化粧水
    2. 安心感あるハンドソープ
    3. 自己肯定感が低い人に【鏡オイル】
  13. ジュニパーの口コミ・評判/実際に使ってみた感想は?
  14. さいごに

ジュニパーの精油の引火点に注意

とても重要なことなので、まずはジュニパーの精油の引火点についてお伝えします。

ジュニパーの精油は引火点がかなり低く、日本の高温多湿の環境ではすぐに引火してしまう危険性があります。

ジュニパーの精油の引火点は、原産地や種類、化学成分で希釈されているかどうかでも違ってきますが、一般的な天然100%の精油であれば引火点は約41℃前後です。

沸騰したお湯の温度が100℃ですから、お湯をジュニパーの精油にかければ引火するということになります。

ジュニパーの精油は引火点が低すぎるため取り扱いには注意してください。

  1. ジュニパーの精油を直射日光に当てない
  2. 真夏日にジュニパー精油(瓶)をカバンの中に入れっぱなしにしない
  3. アロマディフューザーを長時間使う際は機械本体が熱くならないように1時間おきに電源を切って約10分間冷却すること
  4. お湯(お風呂)にジュニパーの精油を絶対に垂らさないこと
  5. 熱を持った電化製品の近くに置かないこと
  6. 必ず冷暗所で保管すること

この6点の遵守を心がけると良いでしょう。

ただし、「冷暗所に保管」とは冷蔵庫に保管の意味ではありません。

精油を冷蔵庫に入れると精油自体が劣化してしまうので、できれば冷蔵庫に入れずに涼しい場所に保管した方が良いです。

日本の真夏日は日中の温度が40℃を超えることもあるので、家の中で冷暗所が見当たらないということもありえます。その場合は「冷蔵庫の中で保管」するしかないと思います。

精油の成分は劣化してしまいますが、「引火してしまうリスク」と「精油の劣化」を天秤にかけたときに後者の「精油の劣化」を選んだ方が良いという結論に至ります。

ジュニパーの精油は引火点がかなり低いので取り扱いには十分にご注意ください。

ジュニパーの精油は引火点がかなり低いので精油を処分する際は十分に気をつけてください。

「精油を水道に流してはいけない」ので、精油を処分する際は新聞紙やキッチンペーパーに精油を染み込ませてからポリ袋に入れて燃えるゴミとして捨てることになります。

※1.キッチンペーパーなどに精油を染み込ませる時に、水も一緒に含ませると引火のリスクを軽減できます。

※2.特に夏場だと「自然発火」するリスクがあるので、燃えるゴミとして処分する際は気温が低い時に回収してもらいましょう。

ジュニパーの精油は取り扱いが難しいので、精油を購入する際は開封して1ヶ月以内に使い切れる量を選択してください。一度に多めの量を購入して精油を使いきれない場合、保管(※引火しやすい)や処分に困ることになります。

以上のことから、ジュニパーの精油は引火点が低いので夏場は購入を控えた方が良いと思います。

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精油の偽和(偽物)について

精油の偽和問題が深刻化しているので、そのことについてお伝えします。

精油やアロマオイルは雑貨として販売されているため、食品には使われない溶剤でカサ増しされているケースがあります。

「世間で流通しているアロマオイルの9割は偽物」と言われるぐらい、偽和と呼ばれる「合成香料や溶剤などでカサ増しされる」行為が問題になっています。

精油を偽和するのは違法じゃないか?と思われますが、精油は雑貨として販売されているため、食品衛生法の規制の対象外となります。

つまり、雑貨を飲む人はいないよね?ということです。

精油の偽物を見分ける方法は?

意外と知られていませんが、偽和の歴史は古いモノです。

現代のアロマテラピーの歴史よりも偽和の歴史の方が古く、偽和の技術というのは非常に高度化しています。偽和は本物に似せる形でカサ増しますが、似せる技術が凄すぎて本物よりも「ホンモノらしい香り」がする場合もあるそうです。

つまり、精油の偽和は「専門の研究機関などで分析しない限り見分けるのは難しい」ということです

天然100%の本物の精油は意外と雑味や人工感があるので、本物の精油でも「私たちが想像する匂いとは少し違う」と感じる事もあるが、偽物の精油は「私たちが想像する匂いに最も近い」というイレギュラーな場合もあります。

それが、精油の偽和問題を複雑にしているのでは?

ビギナーには偽和を見分ける事が難しいので、精油の本物を確実に入手する手段は「信頼できる老舗の会社や有名メーカーから正規品を購入すること」が唯一の方法とも言えます。

相場より遥かに安い精油は偽物の可能性があるのでご注意ください。

そもそも、精油は飲んではいけないので「たとえ偽和された精油であっても普通に使えば(飲んだり、肌に塗布したりしない限り)問題ない」という指摘もあります。

精油を飲んではいけない理由を分かりやすく説明↓

食用のジュニパーは食べれるのに、ジュニパーの精油は飲めない理由を分かりやすい例で言うと↓

>>「醤油」がその典型例に挙げられます。

醤油の原材料は大豆ですが、豆乳(原料:大豆)は飲めるが、醤油(原料:大豆)は飲めません。

醤油が飲めない理由は含まれている塩分が多すぎるからですが、醤油は大豆を濃縮した言わばエッセンスのようなモノで濃縮すると塩分やエグ味が出やすいです。

ジュニパーにも同じことが言えて、ジュニパーを濃縮して油分だけを取り出す精油は食用には適さない成分まで濃縮してしまいそのままでは飲めません。

じゃあ、「ジュニパーの精油は薄めれば飲めるのか?」という疑問が湧きますが、結論を言うと薄めても飲んではいけないという結論に至ります。

なぜなら、ジュニパーの精油には食用には使われない防腐剤や農薬の残留物が含まれているリスクがあるからです。

以上が精油の偽和問題と精油を飲んではいけない理由の解説でした。

それでは本題に入ります↓

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ジュニパーについて

名前ジュニパー
学名Juniperus communis
別名セイヨウネズ、西洋杜松
科名ヒノキ科
花言葉「愛言葉」「誠実」「保護」「救い」「真実は嘘から始まる」「救いは求めればいつでも救われる」「絶望の先に光あり」「迷い道が一番の近道」「成功よりも失敗の方が価値がある」「不安があるなら自分を信じなさい」
原産国ギリシャ、中国、イタリア
抽出方法水蒸気蒸留法
抽出部位ジュニパーの果実
希少性4.0
価格油で希釈されている→安い
混ぜ物がない天然物→高い
効能・不安を和らげる
・ストレスを緩和する
・気分を明るくする
・暗い気持ちを前向きにする
・睡眠の質を改善する
・寝つきを良くする
・胃腸の調子を整える
・体内の老廃物を排出する
・口臭を抑制する
・体臭を軽減する
・ホルモンバランスを整える
・自律神経の乱れを整える
・生理痛やPMS、更年期障害の緩和
・皮脂のバランスを整える
・肌に潤いをもたらす
・肌の炎症を抑制する
・新陳代謝を活性化する
・肌荒れ予防
・肌を清潔に保つ
・自尊心を高める
・集中力を高める
・幸せな気持ちになれる
ニキビ治療の科学的根拠2.0
民間療法でよく使われるが科学的根拠は乏しい

※ニキビに有効だとするネットの情報があるが科学的根拠が乏しく本当に有用かどうかは判断できない。

本当にニキビに効果があるなら医薬品になっているはずなので、ニキビに悩んでいる人が望むような効果は得られないでしょう。

結局のところニキビができる原因は遺伝性の場合を除くと、保湿不足か間違ったスキンケアの仕方が原因の場合がほとんどだと言われています。

”ニキビができにくい肌環境=潤い(水分)がある清潔な肌”

そういう点では、ジュニパーには肌の保湿作用や収斂作用、抗菌作用、皮脂抑制作用が期待できるとされるので、間接的にニキビをできにくくする肌環境を整えてくれる可能性はありますね。

ただし、ジュニパーの精油は皮膚刺激作用が強いので肌に塗布する際は必ず希釈(薄めて)ください。

薄めずに原液のまま塗布すると色素沈着(シミ)や肌荒れの原因になるので注意が必要です。
匂いの評判男性ウケは良いが、女性の場合は好みが割れる傾向あり。

ジュニパーの匂いは「スパイシーな木材の香り」「どこか懐かしさを感じる爽やかな香り」「悲壮感漂う香り」とも表現されます。

匂いが複雑すぎて吐き気がするという方もいます。
※不快に感じる方もいるので公共の場での使用は注意が必要です。
禁忌・犬や猫の飼育環境で使用注意
・妊娠中や授乳中の使用注意
・アレルギー体質の方は注意
・薬との飲み合わせに注意
・間違った使い方に注意
・皮膚に直接付けない
・経口摂取しない
・長期連用しない
注意事項※天然物のジュニパーは高価なため石油由来の成分で希釈した物も多く流通しています。

その精油をアロマディフューザーなどでみだりに焚くと石油成分まで吸い込んでしまい、健康被害への懸念があるのでご注意ください。

ジュニパーの原産地は?

ジュニパーの主な原産国はギリシャ、中国、イタリアなどになっています。

元々の原産地はイタリア・ギリシャ・フランス・ドイツ・ハンガリーなどのヨーロッパ諸国とされています(※様々な国で自生しているので正確な原産地は不明です)が、18世紀ごろに北アメリカに持ち込まれて以降世界中に広がりました。今では世界中で栽培されている人気の植物です。

今現在、ジュニパーを大規模に栽培している主な国はギリシャ中国です。

最近だと中国産のジュニパーオイルは安くて量が多いことから、世界シェアをとてつもない勢いで伸ばしていることでも有名です。ジュニパーの精油はとても高価なので、コスパの良い中国産のジュニパーオイルに需要が集まっています。

いつ日本にやってきたの?

日本にジュニパーが渡来したのは江戸時代末期(1853年 – 1868年)だと言われています。

ジュニパーの日本名は「セイヨウネズ」で大正時代にその名前が付けられたとされています。

つまり、ジュニパーが日本に渡来してから日本名が付くまでかなりの時間がかかっています。

「セイヨウネズ」という名前の由来には複数の説がありますが一般的な説を2つご紹介↓

1.ジュニパーの木は針葉樹で葉が針のように尖っていて、ネズミがその木を嫌って別の場所に移動することから「西洋からやってきたネズミ避けの木」から言葉が派生して「セイヨウネズ」という名前が付いた説。

2.ジュニパーベリーはエジプトで紀元前1500年以上前から民間療法で使用されている歴史ある物なので「代々受け継がれてきた」→「寝ずに受け継がれてきた」という意味で「セイヨウネズ」という名前が付いた説。

以上の2つの説があります。

ヨーロッパから中国を経由して日本に伝わったとされますが、日本ではあまり馴染まず今現在でも日本で大量生産はほぼされていません。

日本であまり普及しなかった背景はジュニパーの独特な味・香りにあるとされています。ジュニパーはハーブの一種ですが、ジュニパーに限らずハーブそのものが日本料理との相性が悪く日本では馴染まなかったようです。

ちなみに、ジュニパーは欧米では「スパイス」「肉料理の臭み消し」「香り付け」「ハーブティー」に利用されていることで有名です。

ジュニパーはハーブの一種なのであくまでスパイスやハーブティーとして少量だけ利用され、ジュニパー単体を大量に食べることは普通はありません。

ジュニパーは料理やハーブティーに使われているから「安全」というわけではなく、ジュニパーの精油には皮膚刺激や経口毒性などの危険性が指摘されています。

あくまでも、ジュニパーの精油はアロマなどで少量だけ使用されるべきで、間違った使い方(大量摂取・精油の飲用・直接皮膚に塗布)はやめた方が良いでしょう。

管理人ちゃん
管理人ちゃん

ちなみに、香水や精油の原料となるジュニパーは人の手によって栽培されたものが使われています。

自然に自生している品種は虫がつきやすく品質も不安定なのでグレードの高い精油などには使われません。

ジュニパーは日本で栽培されている?

ジュニパーは気温さえ合えば放っておいても育つので比較的育てやすい植物です。

日本では観葉植物として栽培されることはありますが、香水や精油の原料に使われる大規模な栽培はほぼ行われていません。

つまり、日本で流通しているジュニパーの精油はほぼ全てが海外産であるということです。

管理人ちゃん
管理人ちゃん

日本で流通しているアロマオイルの中には、石油由来の成分で希釈された物も多くあるので通販などで購入する場合は品質をよく調べましょう。現地の農家と直接契約をしている有名なメーカーの商品であれば信頼できますね。

確実に本物を入手したいのであればジュニパーを自分で栽培するのが確実です。

種や苗からであれば安く育てることができ、完全オーガニック栽培も可能となります。

自家栽培すれば自分で使わない限り農薬とは無縁なので、農薬や防かび剤を使ったジュニパーは嫌だという方は、自分でジュニパーを種や苗から育ててみるのも1つの手ですね。

自分で収穫したジュニパーを抽出すれば高品質の精油や香水作れるのでオススメですが、「収穫するのに時間が掛かる」「植えるのに広いスペースが必要」「虫がつきやすい」という欠点もあります。

それが面倒であれば最初から市販の精油を買うことをおすすめします。

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ジュニパーはどんな香り?

ジュニパーの香りは若干の甘みがあり「ウッディなハーブの香り」「清涼感ある森林の香り」「スパイシーな木材の香り」とも表現されます。

人によっては甘ったるく吐き気を感じる方もいるそうです。初めて匂いを嗅ぐと「生乾きの服」のような香りがすると表現される方もいます。

このように、ジュニパーは万人受けするような香りではありません。

人によっては不快に感じる方もいるので公共の場での使用は控えた方が良いかもしれません。

分かりやすく匂いを表現すると

分かりやすい匂いの表現としては「木材」+「土」+「ミント」+「ライム」+「焚き火」のような感じでしょうか。

※ジュニパーはグレードによって香りが全然違うので一概に「この匂い!」とはなりませんが、一般的に言うとこのような捉え方をされる方が多いのでは?

男性にモテる匂い?

ジュニパーの香りは男性が「母性を感じる匂い」に近いとされ男ウケが良い香りだと言われています。

モテるかどうか分かりませんが、男性が好意を持つ香りに近いのかもしれません。

・男性が好む香りの系統は「奥に深みを感じる複雑な匂い」

・女性が好む香りの系統は「シンプルで清涼感ある匂い」

ジュニパーの匂いはハーブ特有の複雑な香りがします。若干の清涼感もあって男性は好きな人が多いかもしれません。

男性が好む香りの系統には近いのですが、女性が好む香りの系統とは少し離れています。

フェロモンの香りに近い?

フェロモンは子孫繁栄のために異性を惹きつける本能的な香りを放つと言われています。

そもそもフェロモンとは?

フェロモンとは、汗腺などを通して体の外に放出され、「仲間を集める」、「身の危険を知らせる」、「道を教える」、「異性をひきつける」など自分と同じ種に対して情報を伝え、本能的な行動を起こさせる物質です。

昆虫から魚類・哺乳類などの動物まで広く存在しています。 特に良く知られているのが性フェロモンと呼ばれるもので、より強い子孫を残すため、「遺伝子レベルで相性の良い異性を惹きつける」という役割があります。

引用元:フェロモン香水ラボ

フェロモンの匂いを異性を惹きつける香りとするならば、ジュニパーの香りはそれに近いと言えるでしょう。ただし、ジュニパーにはフェロモンは含まれていません。あくまで擬似的な意味合いでの表現です。

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ジュニパーの香りは不快?

ジュニパーの香りは「10人中5人ぐらいが好きになる独特の匂い」と言われています。

その香りは異性からは好かれますが、同性からはあまり好まれない香りの系統の1つとも表現されます。

ジュニパーは複雑な成分が絡み合っているので、人によって匂いの感じ方は様々です。

匂いが複雑がゆえに万人受けするような香りとは言えず、使用する場所や状況を的確に見極める必要があります。

ジュニパーの香りは嫌いという意見

ネットでジュニパーの香りの口コミを調べていたら、「ジュニパーの香りは嫌い」「私は苦手です」「ジュニパーの香りを嗅いだら吐き気がする」という意見も見つかりました。

ジュニパーは賛否両論ある香りの1つですが、「昔は好きだったが急に苦手になった」or「昔は嫌いだったが今は好きになった」という口コミもあります。

ジュニパーの香りに興味を持っている方はそういう意見もあるということを知っておくと良いかもしれません。

※それでは実際の口コミをご紹介します↓

ジュニパーベリーに香りや成分が似ている精油を教えて下さい。
  • 質問

    ジュニパーベリーに香りや成分が似ている精油を教えて下さい。

    引用元:Yahoo!知恵袋
  • ベストアンサー

    ジュニパーは、約80%がモノテルペン類で、6%がセスキテルペン類、5%がアルコール類といった成分です。


    同じヒノキ科のサイプレスがモ、ノテルペン75%、セスキテルペン類3%で似ていますね。


    香りの系統も似通っていると思います。

    引用元:Yahoo!知恵袋
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ジュニパーの成分を分析

「以前はジュニパーの香りが好きだったのに急に苦手になった」という意見があるのは、ジュニパーに含まれている成分がかなり複雑であることが原因ではないかと言われています。

それでは、ジュニパーの成分表を見てみましょう↓

ジュニパー成分表
成分名含有%
テルペン系炭化水素
α-ピネン
β-ピネン
ミルセン
サビネン
リモネン
カンフェン
β-カリオフィレン
δ-3-カレン
ゲルマクレンD
γ-テルピネン

44.67%
10.03%
7.46%
5.80%
4.64%
3.06%
3.20%
1.92%
1.12%
0.96%
テルペン系アルコール
テルピネン-4-オール
ボルネオ―ル

1.20%
0.21%
引用元:生活の木 公式サイト

このように、ジュニパーには複数の成分が含まれています。これらの成分がジュニパーの複雑な香りを形成しているのかもしれませんね。

管理人ちゃん
管理人ちゃん

注意点としては、これはあくまで「生活の木のジュニパー精油」に含まれている成分です。

他のメーカーの商品によっては含まれている成分などに違いがあるかもしれません。

精油に含まれる成分を公開していないメーカーが多い中で、生活の木では販売している全ての精油の成分表を公開しています。

本物の精油を日本で買うのであれば「生活の木のジュニパー精油」が信頼できる安全な商品と言えるでしょう。

成分の効能をチェック!

それでは、ジュニパーの精油に含まれている成分の効能を見ていきます。

ジュニパー全体の効能ではなくジュニパーに含まれている各成分の効能になります。

成分効能
α-ピネン・リラックス作用
・疲労回復作用
・血行促進作用
・免疫賦活作用
・皮脂抑制作用
・抗酸化作用
・抗菌作用
・抗真菌作用
・収斂作用
・保湿作用
・消臭作用
・防虫作用
β-ピネン・抗菌作用
・防臭作用
・抗酸化作用
・デトックス作用
・アンチエイジング作用
・収斂作用
・保湿作用
ミルセン・鎮静作用
・安眠作用
・抗不安作用
・抗炎症作用
・虫除け作用
・昆虫忌避作用
・防臭作用
・体臭抑制作用
・抗ウイルス作用
・抗酸化作用
・防腐作用
・強壮作用
・安心作用
サビネン・抗酸化作用
・抗菌作用
・防臭作用
・虫除け作用
・鎮静作用
・強壮作用
・安眠作用
リモネン・鎮静作用
・免疫調整作用
・自律神経調整作用
・抗菌作用
・抗ウイルス作用
・生理痛やPMS、更年期障害の緩和
・血行促進作用
・抗炎症作用
・抗不安作用
・リラックス作用
・免疫賦活作用
・安眠作用
・強壮作用
カンフェン・強壮作用
・防虫作用
・抗菌作用
・安眠作用
・抗不安作用
β-カリオフィレン・抗菌作用
・免疫調整作用
・鎮静作用
・生理痛やPMS、更年期障害の緩和
・抗炎症作用
・抗不安作用
・リラックス作用
・不眠改善作用
・強壮作用
δ-3-カレン・芳香作用
・虫除け作用
・虫の繁殖を抑える
・防腐作用
・空間リフレッシュ作用
・リラックス作用
・安眠作用
ゲルマクレンD・抗不安作用
・イライラを抑制
・血行促進作用
・冷え性の改善
・寝つきを良くする
γ-テルピネン・抗菌作用
・抗真菌作用
・抗ウイルス作用
・脂肪分解作用
・皮脂抑制作用
・保湿作用
・収斂作用
・アンチエイジング作用
・肌のほてりを冷ます
・抗炎症作用
テルピネン-4-オール・抗真菌作用
・鎮静作用
・強壮作用
・鎮痛作用
ボルネオ―ル・抗うつ作用
・鎮静作用
・抗不安作用
・安眠作用
・強壮作用
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ジュニパーはやばい?/デメリットや危険性を確認!

今ここで結論を述べると、ジュニパーの成分自体には「やばい」と言われる成分は含まれておらず安全な植物と言えるでしょう。

ただし、安いジュニパーの精油・アロマオイルは石油由来の成分で希釈されていたり、合成香料が混ぜられていたりするケースもあります。

石油由来の成分で希釈されている精油をアロマディフューザーなどで大量に焚くと、石油の成分まで吸い込んでしまいそれが健康被害に繋がるのではないか?と不安になっている方も多いです。

それが「ジュニパー やばい」と言われている原因ですが、ジュニパー自体がやばいわけではありません。

管理人ちゃん
管理人ちゃん

ちゃんとした品質の本物のジュニパー精油であれば、こうした不安とは無縁です。

なので、ジュニパーの精油は信頼できる有名メーカーから買うのが無難でしょうね。

石油由来だから危険は危ない考え?

石油由来の成分が含まれているからそれが全部危険とはなりません。

なぜなら私たちの身の回りには石油から作られた物などでありふれているからです。

石油を原料とする有名なもの

・プラスチック

・合成繊維

・食品添加物

・農薬、化学肥料

・市販薬

・界面活性剤、洗剤

・合成香料

このように様々な物に石油由来の原料が使われています。

服には合成繊維、食品には食品添加物、化粧品や芳香剤の香りつけには合成香料が使われていて、石油から作られるこれらのものは私たちの生活から切り離せないほど依存度が高くなっています。

なので、石油由来だから危険という理論は根本的に間違っています。

石油から作られた物は安全?

石油由来の製品は安全ですか?

私たちの身の回りには石油から作られた製品でありふれていて「石油由来だから危険という考えは間違っている」とお話しましたが、じゃあ石油から作られた物は安全なのか?という疑問が生まれます。

結論を述べると、石油の品質によります

ちゃんと石油が精製されていれば有害な物質はほぼ取り除けると言われているので、そこまで気にする必要はないと言えるでしょう。(一概に安全とは言えませんが…)

その一方で、原価が安く精製のクオリティが低いモノは有害な物質も含んでいる可能性が高いと指摘されています。結局のところ品質(価格)次第ということです。

精油やアロマオイルの例で言うと、極端に安い商品は石油由来の成分(合成成分)で希釈されているモノも流通している場合があるので、その点については注意した方が良いかもしれません。

ジュニパーの毒性について

ジュニパーには毒性はありません。

※厳密に言うと経口毒性があるが、これは精油を大量に飲用した場合に起きる症状です。常識の範囲内での使用(虫除け・アロマ・香水)であれば気にする必要はありません。

要は「過ぎたるは及ばざるが如し」だと言うこと。

使い方や使用量を間違えなければ、比較的取扱いが簡単な植物だとされています。

ジュニパーの精油は絶対に飲まないで!

ジュニパーの精油を大量に飲用すると「嘔吐」「頭痛」「めまい」「食欲不振」「意識障害」等の重篤な症状を引き起こす可能性が指摘されています。

アロマディフューザーなどで長時間に渡ってアロマを焚く場合も注意が必要です。なぜなら、経皮吸収(皮膚から成分が浸透すること)の可能性があるからです。

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ジュニパーの禁忌

ジュニパーの禁忌(きんき)をご紹介します。

禁忌とは?——禁止されていること、タブー、やってはいけない事を意味する言葉です。

犬や猫の飼育環境で使用注意

ジュニパーの禁忌解説
犬や猫の飼育環境で使用注意・ジュニパーの精油は科学的根拠が曖昧で「犬や猫に危険」と言う意見と「猫には危険だが、犬に関しては”適切な使用方法を守れば大丈夫“」という意見に分かれています。


・ですが、ジュニパーの精油を使用してもペットに良い影響はほとんどなく、メリットとデメリットを天秤にかけた時にデメリットの方が大幅に上回るので「犬や猫」「その他ペット類」の飼育環境でジュニパーの精油を使用するのは控えた方が良いでしょう。

※他の精油の例では、猫が中毒症状を起こして死亡した例もあります。

>> 猫科の動物は肉食のため精油(植物の濃縮物)を上手く代謝できません。そのため中毒症状を引き起こしてしまうリスクが高いのです。

妊娠中や授乳中の使用注意

ジュニパーの禁忌解説
妊娠中や授乳中の使用注意・ジュニパーの精油には複雑な成分が含まれていて、それらの成分がホルモンバランスに影響を与える可能性が指摘されています。

ジュニパーは他のハーブ類と同様に妊娠中や授乳中に使用する際は注意が必要です。

ジュニパーの精油を間違った使い方や大量摂取してしまうと、ホルモンバランスが崩れたり子宮収縮が起こり早産や流産などを引き起こすリスクがあるため妊娠中の方はご注意ください。

授乳中の方も「乳幼児に悪影響を与える可能性」が指摘されているので、ジュニパーの精油の使用は極力控えた方が良いです。(※とは言っても、芳香浴程度あれば問題ないという意見もあります。)

以上のことから、妊娠中や授乳中にジュニパーの精油を使用するのはやめた方が良いでしょう。

もし、どうしても使用したい場合はかかりつけの医者に相談する事をお勧めします。自己判断での使用は非常に危険です。

アレルギー体質の方は注意

ジュニパーの禁忌解説
アレルギー体質の方は注意・ジュニパーはアレルギー反応が起こりやすいとされているので、生まれつきアレルギー体質の方はご注意ください。

天然植物から抽出された精油はアレルギー反応を引き起こしやすくなると言われています。

基本的に花粉症の方はジュニパーの精油を使用するのは控えた方が良いでしょう。


天然植物から抽出された精油は「アレルギー反応」のトリガーになる可能性もあるので、多数の精油(※香水も含む)のサンプルを嗅ぎ分けたりするのは極力控えた方が良いと思います。

経口摂取に注意

ジュニパーの禁忌解説
経口摂取に注意・ジュニパーの精油を大量に経口摂取すると頭痛や嘔吐、めまいなどの症状を引き起こす可能性が指摘されています。

「精油を飲むはずない!」と思われるかも知れませんが、実際のトラブルで多いのが精油の飲用事故になります。子供が間違って飲んでしまった事例も多くあります。

赤ちゃんや子供が誤飲しないためにも、ジュニパーの精油は子供の手が届かない場所で厳重に保管してください。

薬との飲み合わせに注意

ジュニパーの禁忌解説
薬との飲み合わせに注意・ジュニパーは薬との飲み合わせがよくありません。ジュニパーに複数の複雑な成分が含まれていることが原因とされています。

「ジュニパーを使用する際は薬を服用しない」or「薬を服用する際はジュニパーを使用しない」のどちらかにしましょう。

アロマディフューザーでアロマを焚く場合も、アロマを焚いている時は薬の服用は控えた方が良いです。なぜなら、精油の成分が経皮吸収される可能性があるからです。

その他の注意事項

ジュニパーの禁忌解説
その他の注意事項・天然物のジュニパーは高価なため石油由来の成分で希釈した物も多く流通しています。

その精油をアロマディフューザーなどでみだりに焚くと石油成分まで吸い込んでしまい、脳への影響・健康被害への懸念があるのでご注意ください。
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ジュニパーの効果・効能まとめ

これまでジュニパーの禁忌(デメリット)を見てきましたが、果たしてジュニパーにはデメリットを超える効果や効能(メリット)があるのでしょうか?

ジュニパーの精油の使用にはリスクが伴うため、リスクを凌駕する効果が得られないと対価に見合いません。

それではジュニパーの効果効能を見ていきます↓

ジュニパーの効果効能【女性の場合】

ジュニパーの効果効能【女性の場合】解説
不安を和らげる・ジュニパーには気持ちを落ち着かせる成分が含まれているので、不安を和らげるのではないかと言われています。

生理前のイライラ、生理後の不安な気持ちなどを緩和するのに役立ちます。

不安やストレスの問題は結局のところ気持ちの問題だと思いますが、ジュニパーの匂いを嗅ぐと安心できるという方も一定数いらっしゃるので、不安で押し潰されそうな思いをしている方は、ジュニパーの匂いを嗅いでみるのはどうでしょうか?

自尊心を高める

ジュニパーの効果効能【女性の場合】解説
自尊心を高める・ジュニパーの香りは気分を落ち着かせると同時に気分を高める作用もあるとされています。

気分を落ち着かせた後に徐々に気分を高めてくれるので、自尊心が心地よい状態で保たれやすいです。

「病は気から」という言葉があるように結局は気持ち次第だとは思いますが、自己肯定感が極端に低い方は一度試してみるのはどうでしょうか?

生理痛やPMS、更年期障害の緩和

ジュニパーの効果効能【女性の場合】解説
生理痛やPMS、更年期障害の緩和・ジュニパーは抗炎症作用や鎮痛作用があるとされるので、生理痛やPMS、更年期障害を緩和するのに役立つと言われています。

ですが、科学的根拠は乏しく本当にそのような働きをするのかは分かっていません。

本当に効果があるのであれば医薬品になっているはずなので、生理痛やPMSの痛みを軽減する作用はあまり期待しない方がいいでしょう。

しかし、ジュニパーには気持ちを元気にしてくれるリフレッシュ作用があるので、生理痛やPMS・更年期障害の際のナイーブな気持ちを前向きにしてくれる作用自体は割と期待できるかもしれませんね。

乾燥肌の改善・アンチエイジング作用

ジュニパーの効果効能【女性の場合】解説
乾燥肌の改善・アンチエイジング作用・ジュニパーには保湿作用やアンチエイジング作用を有する成分が多く含まれていて、肌荒れの改善や肌の保湿に役立つのではないかと言われています。

ジュニパーは医薬品ではないので、すぐに分かるような効果や結果は望めないと思いますが、長期的に見れば肌のアンチエイジングや美肌面で何らかの役に立つかもしれません。

肌の老化を抑えるのは短期間では不可能で、長期的なケアの積み重ねが必須だと言われています。肌のアンチエイジングで今までの努力(保湿、肌の手入れ)の結果が分かるのは最低でも20年後だという指摘もあります。

つまり、肌のケアにどんなに気を使っていてもアンチエイジング面で効果を実感するには凄く時間がかかるということです。

「肌の保湿や肌のケアは未来の自分への自己投資」とも言えるでしょう。

虫除け作用(G非対応)

ジュニパーの効果効能【女性と男性共通】解説
虫除け作用・ジュニパーには虫除け作用があるとされる成分を含んでいるため、虫除け対策に役立つと言われています。

一般的には蚊よけに使用される場合が多いのですが、ジュニパーにはゴキブリが嫌う成分があまり含まれていないので、ゴキブリには効果がないという指摘もありますね…

殺虫剤を使いたくない方はジュニパーオイルで虫除け対策をするのも1つの手だと思いますが、一部の虫(ゴキブリ、ムカデ)には対応していない可能性があるのでその点はご留意ください。

確実にゴキブリ対策をしたいのなら、精油ではなく殺虫剤を使わなければ根本的な解決は難しいでしょう。

なぜなら、ジュニパー精油は虫除け作用は期待できますが殺虫作用は有していません。もし家の中でゴキブリが繁殖している場合だと、精油で虫除けをしても匂いを嫌って家の中(別の場所)を移動するだけなので根本的な解決になっていないからです。

ジュニパーの効果効能【男性の場合】

次に男性の場合の効果効能を見ていきます↓

ジュニパーの効果効能【男性の場合】解説
幸せな気持ちになれる・ジュニパーには気分を上げる作用があるとされ、落ち込んだ気持ちやネガティブ思考を改善してくれるかもしれません。

また、ジュニパーの香りは「母性を感じる匂いに近い」とされ幸せな気持ちになれるという方もいます。

男性の場合は生理がないのでホルモンの変動による心理変化は少ないとされています。

ですが、季節の変わり目などはネガティブ思考やマイナスな気持ちになる人が多いとも言われています。

季節の変わり目の不安定な暗い気分をリセットするのに役立つかもしれません。

>> 現代社会は便利になったが故にストレスを感じやすい。
今の私たちの生活というのは色々な事が便利になった反面「重度のストレスや理不尽な思い」を感じやすくなっているとされています。

もし「昔のようなアナログ生活」に戻れば「もっと便利になったらいいのに」と不満に思うだろうし、今のように生活が豊かになったら「ストレスを感じる、昔に戻りたい、理不尽だ」と思うのは心が満たされてるが故の心理現象だと言えます。

ある意味では「歪な承認欲求」の1つとも言えるでしょう。

ニキビの改善

ジュニパーの効果効能【男性の場合】解説
ニキビの改善・ジュニパーは抗炎症作用や鎮静作用があるとされるので、炎症を起こしたニキビに役立つのではないかと言われています。

※ただし、ニキビ治療への科学的根拠は乏しくニキビに対する効果はあまり期待できないでしょう。本当にニキビに効果があるなら医薬品になっているはずなので、過度な期待は禁物です。

ただし、ジュニパーには肌の保湿作用や収斂作用、抗菌作用、皮脂抑制作用が期待できるとされるので、間接的にニキビをできにくくする肌環境を整えてくれる可能性はありますね。

結局のところニキビができる原因は遺伝性の場合を除くと、ほとんどが保湿不足か間違ったスキンケアの仕方が原因の場合が多いとされています。

ニキビに悩んでいる方は、ジュニパーの精油に頼るより、まずは根本的な原因(保湿、スキンケア、生活習慣)を見直さなければ意味がないと言えるでしょう。

集中力を高める

ジュニパーの効果効能【男性の場合】解説
集中力を高める・ジュニパーの香りは集中力を高める作用が期待できるとされています。

海外では、学生が勉強するときやテスト前にジュニパーの匂いを嗅いで試験に挑むことがよくあるそうです。

ただし、ジュニパーには記憶力を高めたり、学習能力を向上させるという科学的根拠はありません。
あくまで願掛けとして使われているということをご理解ください。

皮脂抑制作用

ジュニパーの効果効能【男性の場合】解説
皮脂抑制作用・男性の場合は皮脂を抑制する作用があるとされ、油分の多いオイリー肌の改善に役立つと言われています。

男性は女性に比べて皮脂が多いので、基本的にオイリー肌の方が多いとされています。

過度なオイリー肌はニキビができやすく、一度ニキビができると治りづらいです。そういう悪循環を断ち切るのに役立つかもしれません。

※ただし、ニキビ治療の科学的根拠は乏しくニキビへの効果はあまり期待しない方が良いでしょう。あくまで、皮脂を調整する作用があるかもしれないということです。

ニキビ治療を目的した使用はお勧めしません。
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ジュニパーの効果に対する総評

これまでジュニパーの効果を詳しく見てきましたが、「ジュニパーの効果に対する科学的根拠が曖昧」だということにお気づきでしょうか?

あくまで、「不安が軽減されるらしい」「虫除け作用があるらしい」「肌荒れやニキビの改善に役立つらしい」というように確実な根拠は見つかっていません。

ジュニパーの精油にはデメリットも多く見られ、メリットとデメリットを天秤にかけた時ときにデメリットの方が上回る可能性もあります。

結論

結論を言うと、ジュニパーは単純に香りを楽しむ目的でのみ使用することが望ましく、ジュニパーの効果効能を期待して使用するのはお勧めできません。

あくまで、効果効能はおまけ程度に考えるべきであり、最初からジュニパーの効果効能を目的とした「推奨量を大幅に超える使用(アロマを長時間焚き続ける)」はデメリットの方が多くなるかもしれないのでご注意ください。

とは言え、ジュニパーは民間療法で長きに渡って使用されてきた信頼ある植物ではあるので、科学的根拠は不確かですが肌トラブルやメンタル面で何らかの解決策を導いてくれるかもしれません。

「1.推奨量を必ず守ること」「2.混ぜ物のない天然100%の精油を使うこと」「3.間違った使い方をしないこと」この3点の遵守を心がけてください。

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信頼できる精油メーカーはどこ?

結局、信頼できる精油メーカーはどこなのか調べてみました。

100%天然由来のジュニパーは高価な物なので相場より遥かに安い精油やアロマオイルなどは、石油由来の成分で希釈されていたり、合成香料(石油由来)が混ぜられているケースもあります。

「石油由来の成分が含まれているから体に悪い」と結論を急ぐのは良くありませんが、毎日使用するのであれば「100%天然由来の精油」が安心できるかもしれません。

精神的に安心したいのであれば有名メーカーの精油を買うのが無難ですね。

それでは、信頼できる精油メーカーを3社ご紹介します↓

生活の木

名前生活の木
信頼度5.0
日本
会社名株式会社生活の木
創業1955年9月1日
本社所在地東京都渋谷区神宮前
事業内容ハーブやアロマセラピー関連
説明・日本を代表する老舗の精油メーカー。

世界各地にある提携農園から厳選した精油を調達しています。全国に約100店舗の直営店があり、日本での認知度は絶大です。

アロマ初心者でどこのメーカーの精油を買ったらいいのか悩んでいる方にお勧めします。

ニールズヤード

名前ニールズヤード
信頼度5.0
イギリス
会社名Neal’s Yard Remedies
設立1981年
本社所在地イギリス ドーセット州ギリンガム
事業内容化粧品、スキンケア、エッセンシャルオイルの販売
説明・イギリスを代表する精油メーカー。

オーガニック精油の種類が豊富で「植物そのままの香り」に定評があります。

アロマ中級者でオーガニックの精油に興味を持ち始めた方にお勧めします。

プラナロム

名前プラナロム
信頼度5.0
ベルギー
会社名Pranarom International S.A.
設立1986年
本社所在地ベルギー
事業内容化粧品、精油の販売
説明ベルギーを代表する精油メーカー。

生活の木やニールズヤードと比べると価格が高いが、アロマ愛好家から絶大な支持を集める精油ブランドです。

ワンランク上の「上品な香り」に定評があります。

アロマ上級者で高級な香りに興味を持ち始めた方にお勧めします。

どのメーカーを選べばいいの?

信頼できる精油のメーカーとして「生活の木」「ニールズヤード」「プラナロム」の3つをご紹介してきましたが、この3つのメーカーからどれを選べばいいのでしょうか?

早速結論を申しますと、この3つの中ならどれでも良いという結論に至りました。

「生活の木」「ニールズヤード」「プラナロム」はそれぞれ国を代表する一流メーカーですので、精油の品質が良いのは当たり前のことです。あとは値段や香りの好み次第ということになります。

日本では「生活の木→ビギナー向け」「ニールズヤード→中級者向け」「プラナロム→上級者向け」にお勧めされることが多いようです。

今まで安いアロマオイルしか嗅いだことがない方は、まずは生活の木の精油で匂いの嗅覚を磨いてみるのはどうでしょうか。

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ジュニパーの基本的な使い方

それではジュニパーの精油の基本的な使い方をご紹介します↓

ニキビ対策化粧水

ジュニパーの精油は刺激作用が強く直接肌に塗布することはやめた方がいいです。

そこで、直接肌に塗布できるニキビ対策化粧水を考案しました。

ニキビ対策化粧水のレシピ

・市販の化粧水→100ml(できれば医薬成分が入っていないシンプルな物)

・ジュニパーの精油→10滴

たったこれだけの材料です。化粧水に精油を10滴入れてよく混ぜて完成です。

使用前によく振って通常の化粧水と同じように使用します。顔に使う場合は目に入らないように注意してください!ジュニパーの精油は刺激作用が強いので目に入ると危険です。

安心感あるハンドソープ

ジュニパーの抗不安作用を期待した、安心感あるハンドソープのレシピをご紹介します。ただ混ぜるだけなので簡単です。

石鹸で手を洗った後に自分の手の匂いを嗅ぐと精神的に安心感や幸福感が感じられると聞いたのでこのレシピを考案しました。

安心感あるハンドソープ

・市販のハンドソープ→100ml(泡タイプのハンドソープでも可、肌が弱い方はボディソープで代用しても大丈夫です。)

・ジュニパーの精油→50滴

たったこれだけの材料です。ハンドソープに精油を50滴入れてよく混ぜて完成です。

あとは通常どおりハンドソープを使って手を洗います→そして手を軽く拭いて手の匂いを嗅ぎます→安心感

ハンドソープは洗い流すことが前提になっているので精油の量も多くなっています。お好みで精油の量を増減してもいいかもしれません。

自己肯定感が低い人に【鏡オイル】

自己肯定感が低い人の特徴に「自分の姿を鏡で直視できない」「髪型が気になって仕方がない」という行動心理もみられるそうです。

そこで、自己肯定感の改善に役立つかもしれない鏡オイルをご紹介します。

鏡オイル

・鏡(手持ち鏡・置き鏡のどちらでも大丈夫です。)

・ハンカチ→1枚

・ジュニパーの精油→5滴

ハンカチに精油を5滴垂らして5分間そのまま放置します→5分経ったらそのハンカチで鏡を満遍なく拭きます→10分間ぐらい無心になって鏡を拭いていると→気持ちに変化があるか

※鏡を拭いている時は自分の顔や髪を直視せずに自分の手先だけをみるようにします。

「病は気から」という言葉があるように結局は気持ち次第だとは思うので、無意味に思えるこの「鏡オイル」でも何らかの気持ちの変化が起こるかもしれません。

自己肯定感が極端に低い人は一度試してみるのはどうでしょうか?

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ジュニパーの口コミ・評判/実際に使ってみた感想は?

ジュニパーの口コミ・評判は以下↓のようになっています。

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さいごに

ジュニパーの香りがヤバいらしいという噂を耳にしたので詳しく調べてみました。

今ここで結論を述べると、ジュニパー自体は全然ヤバい物ではありません。

ジュニパーの成分には危険な物質は含まれておらず比較的安全な植物として知られています。

違う意味で注意が必要

※天然物のジュニパーは高価なため石油由来の成分で希釈した物も存在します。

その精油やアロマオイルをアロマディフューザーなどでみだりに焚くと石油成分まで吸い込んでしまい、健康被害への懸念があるのでその点についてはご注意ください。

このことから、精油を買うときは信頼できる有名メーカーの商品を選んだ方が安心できるかもしれませんね

また、ジュニパーの効果効能については科学的根拠が乏しく賛否両論の意見があります。

そこで「科学的根拠が全てなのか?」と皆さんに問いたいです。

✔︎有名なことわざに「押してダメなら引いてみろ」という言葉があります。

化学的に作られた物を《押す》と表現するなら、民間療法で長期に渡って使われてきたジュニパーは《引く》とも表現できます。

つまり、化学薬品でだめなら原点に立ち戻って「天然のジュニパー」に頼ってみるのはどうですか?

科学的根拠がどうだとかよく言われますが、科学的に立証されることが全てではないと思います。一度原点に戻ってみると科学では気付けない意外な結果に辿り着くかもしれませんね。

ではでは!

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