最新のMac OSをアップデートすると、システムデータが大きくなりすぎてフリーズして動かなくなる現象が起きたのでその対処法を解説します!
最悪、文鎮化してMacの買い替えも頭によぎりました!
結果的に解決できた?のでよかったが、ヒヤヒヤして焦りました。Mac OSはiPhoneのiosと比べると不安定で、アップデート後にシステムトラブルが起こりやすいかもしれないと思いました。
私と同じ状況の方はぜひ参考にどうぞ!
今ここで結論を述べると、システムデータを削除することで、Macが動かなくなる現象は解決できました。容量の圧迫も解消されました。
ですが、システムデータを削除後も毎日少しずつシステムデータが肥大化する現象が続いています。
なのでこれからご紹介する内容は根本的な解決策ではないことにご注意ください!
根本的な解決策はMacの最新アップデートを待つしかない状況です。
今のところ、最新アップデートでもこの問題は解決されていません。海外では1年前ぐらいから、私と同じ現象の報告がされていますが、アップデートしてもまだ解決には至っていない方もいるようです。
ですから、一度この現象が起こってしまったら、アップデートしても解決できる保証はないということです。とりあえず、今の段階での解決方法はシステムデータを直接削除するしかないのでその方法を解説していきます!
システムデータが大きくなる要因
ネットで調べると、システムデータが大きくなる原因に以下のような原因が書かれていました。
要因 | 説明 |
---|---|
スナップショット | Time Machineが自動的にスナップショットを作成し、ストレージを圧迫する。 |
キャッシュファイル | アプリやOSの使用中に蓄積されるキャッシュが多くなる。 |
アップデート残骸 | 古いバージョンのファイルや更新履歴が残り続け、容量を消費。 |
レジストリ情報 | ソフトウェアの設定や利用履歴が記録され、肥大化することがある。 |
ですが、私の状況としては、最新のMacを購入して半年も経ってなく容量も1TBのモデルです。
私の場合、最新のアップデート後にフリーズして何かがおかしいと思い容量を確認すると、残りの容量が100MBしか残っていませんでした。アップデート前は500GBの空き容量があったのでこれはおかしい!
ですので、私の場合はアップデートしたことが原因でシステムデータが肥大化する現象が起こったようです。
システムデータ肥大化の対処法リスト
- 不要なファイルを削除: ダウンロードフォルダやデスクトップの不要なファイルを整理し、容量を空ける。
- キャッシュのクリア: ブラウザのキャッシュやアプリのキャッシュを定期的にクリアする。
- 大容量アプリケーションの確認: ストレージ管理を使用して、大きなアプリをチェックし、不要なものをアンインストールする。
- Time Machineの設定確認: バックアップが適切に行われているか確認し、不要なバックアップは削除する。
- システム管理のリセット: NVRAMとSMCのリセットを行うことで、システムの動作を正常に戻すことができる。
- OSのクリーンインストール: 必要に応じて、OSのクリーンインストールを行い、ストレージを初期化する。
私の環境では、上記の方法のほぼすべて試しましたが、解決には至りませんでした!
なので、私が解決した実際の例を以下に書きます。
実際に解決した!システムデータを最小限に減らす方法!
実際の手順を解説すると↓
まずはMacでターミナルのアプリを開きます。
手順 | 説明 |
---|---|
1. アプリケーションを開く | Dockの「アプリケーション」フォルダーをクリックします。 |
2. ユーティリティを選択 | アプリケーション内の「ユーティリティ」フォルダーを開きます。 |
3. ターミナルを選ぶ | 「ユーティリティ」フォルダー内にある「ターミナル」をダブルクリックします。 |
(別の方法) Spotlight検索を利用する場合 | Command(⌘)+ SpaceでSpotlightを開き、「ターミナル」と入力後、Enter。 |
次にターミナルにフルディスクアクセスを与える方法
フルディスクアクセスを与えないと、システムデータを削除できないので許可を与えます。
私も、本来はフルディスクアクセスを許可したくなかったが、システムデータが肥大化してこれしか対処法が今のところ無いので仕方なく許可しました。
手順 | 説明 |
---|---|
1. システム環境設定を開く | Apple メニューから「システム環境設定」を選択します。 |
2. プライバシーとセキュリティを選ぶ | 「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。 |
3. フルディスクアクセスを選択 | ターミナルの「フルディスクアクセス」を選択して許可を与えます。 |
ターミナルを起動
そしてターミナルを起動して、以下のコードをコピペして入力してエンターを押します!
sudo rm -rf ~/Library/Metadata/CoreSpotlight/*
パスワードを入力します
するとパスワードを入力するように促されるので、Macのログインパスワードを入力してエンターを押して確定させます。
システムデータの削除が完了
するとシステムデータが削除されます。
実際に、不要なシステムデータが削除されたか確認するために、
設定の一般→ストレージの順に移動して容量を確認します。システムデータが減っていたら成功です。
使ってる環境によっても違うが、私の場合は肥大化したシステムデータのほぼ全てが削除できました!消してはいけないシステムデータは削除されずに、不要なものだけ削除できました!
おそらく、この方法が現時点での正解なのではと思います!
Macのシステムデータを削減するためのヒント
上記で解説した方法はあくまでも、荒療治です!
私の場合は、容量がシステムデータで圧迫してバックアップもできない状態でフリーズしてパソコンが動かない状況でした。
これ以外に選択肢がなかったので、ターミナルからシステムデータを消す方法を試しました。
システムデータを独断で削除するのはかなりのリスクがあり、起動できなくなるリスクもあるのでその点を覚えておいてください。
以下の方法↓を最初に試して、どうしても改善できない場合のみさっきの方法で削除してください!
- 不要なアプリケーションのアンインストール: 定期的に使用しないアプリをアンインストールすることで、ストレージスペースを確保します。
- キャッシュとログファイルの削除: 定期的なメンテナンスとして、アプリケーションキャッシュやログファイルを手動で削除することが推奨されます。
- システムバックアップの管理: Time Machineのバックアップ過去のバックアップデータを見直し、不要なものを手動で削除します。
- ストレージ管理機能の活用: macOS内蔵のストレージ管理機能を使い、大容量ファイルや重複ファイルを自動で見つけ出し、削除することができます。
上記の方法で改善されない場合のみ、ターミナルから
sudo rm -rf ~/Library/Metadata/CoreSpotlight/*
このコードを入力すると私の場合は解決できました!
システムデータを削除する場合の注意点
質問 | 答え |
---|---|
Q: ターミナルのコマンドを実行する際の注意点は? | A: コマンドを実行する前に、必ず内容を理解し、誤って重要なデータを削除しないように注意します。 |
Q: システムデータの削減後、何か影響はある? | A: 必要なデータが削除されてしまうと、アプリの動作不良や再設定が必要になる場合があります。 最悪、文鎮化して起動できなくなるリスクもあるので、極端にシステムデータが肥大化している以外は削除しない方がいいです。 |
Q: 他にシステムデータを減少させる方法は? | A: 複数のアプリケーションのデータを手動で確認し、不要なものを削除することが効果的です。 ですが私の環境ではシステムデータを直接、ターミナルから削除するしか解決できなかった。 |
システムデータが肥大した原因はなんだったのか?
私の場合、MacBookのメモリ32GB、ストレージ1TBを使用。空き容量もOSアップデート前は500GBありました。
なので容量やメモリ不足とは関係がないはず!
以下のコードを実行した後にシステムデータが削除されたので
sudo rm -rf ~/Library/Metadata/CoreSpotlight/*
このMetadataとCoreSpotlightが関係しているようです。おそらくSpotlightがOSアップデートのバグでデータが肥大化したのが原因だと思います。
ですが、不思議なのが、私はSpotlightを普段使用していないのですよね。
最新のMacBookを購入して半年も経たずに、アップデートしてシステムデータが肥大化するなんて泣けてきます。
結果的に解決できたからよかったが、そのまま起動できずだったらと思うと…
海外の口コミを見ても、一度システム肥大化現象が起こったら最新のOSアップデートをしても根本的な解決には至らないようです。ですから定期的に上記のコードをターミナルから実行する必要があります。
早く、最新アップデートで対処版が出て欲しいですが、1年前ぐらいからこのバグの報告がネットでされているのに、いまだにこのバグが続いています。
最新アップデートを待つしかないです!
肥大化の原因とされるCore Spotlightとは?
Macのシステムデータの肥大化は、多くのユーザーが頭を悩ませる問題です。
特に、Core Spotlightやメタデータはこの現象に大きく関与しているとされています。
Core Spotlightは、macOSにおける主要な検索システムであり、アプリケーションやファイルを迅速に検索するための機能を提供しますが、同時にシステムのパフォーマンスにも影響を及ぼすことがあります。
Core Spotlightは、システム内のデータをインデックスすることで、ユーザーが求める情報を迅速に見つける手助けを行います。このインデックス作成は、データが増えるにつれて膨大な時間とリソースを消費し、最終的にはストレージの使用量が増加する原因となります。特に、大量の文書や画像、音楽ファイルが保存されている場合、その影響は顕著です。
さらに、メタデータも重要な要素です。
メタデータは、ファイルの内容に関する情報を提供するデータであり、検索や管理を容易にする役割を担っています。例えば、画像ファイルには解像度や作成日時、カメラの設定情報などが含まれ、音楽ファイルにはアーティスト名やアルバム名といった情報が付随しています。このメタデータが多く蓄積されることによって、システムデータの肥大化が加速するのです。
Spotlight検索が関係しているようです。
ですが、私は普段Spotlightを使用しないのですよね…
海外の口コミを見ても、この不具合が起こってる人の多くがSpotlightを普段多く使わない方が多いようです。
ですから、Spotlight検索を多用してる人は、OSアップデートしてもシステムデータ肥大化する現象は起こっていないのでは?
さいごに、システムデータ削除後の最新の状態について
システムデータを削除して、最新の状態はどうなったのかご報告します!
削除後も毎日1GBずつシステムデータが肥大化している状況でして、定期的にコードを実行してシステムデータを削除する必要があります。
毎日1GBずつなのでそこまで大きく無いので10日に1回ぐらいのペースでシステムデータを手動で削除してますが、正直面倒です。
早く、最新のアップデートで改良版が出るといいのですが…
初期のiPhoneだと、アップデート後に動かなくなる現象が起こったようですが。
まさか、最新のMacBookのOSアップデートでシステムデータ肥大化してフリーズして動かなくなる現象がおこるとは想像もしてなかったです。
Mac OSはiPhoneに比べると不安定なのかもしれませんね。アップデートはすぐにせずに最新版から1ヶ月たった後ぐらいにするのがいいのかもしれないと今回の件で思いました。
私の感想 |
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Macのシステムデータを減少させることは、パフォーマンスの改善に明らかに寄与しました。 システム領域に触れるので、少し不安な部分もありましたが、実際に行ってみると非常にスムーズでした。特にターミナルを使った直接的な操作は、シンプルで効果的でした。 |
今後は、すぐにOSアップデートはせずに1ヶ月後くらい待ってから更新したいと思いました。 Macが動かなくなりヒヤヒヤしたが、結果的に解決できてよかった。 |